おりひめ物語の現状況について
2020/09/21
たくさんの方からコメントをいただき、大変感謝いたしております。

現在、”おりひめ物語”は甘く美味しいものもあれば、苦くて食べられない、ヘタやお尻の部分から傷んでしまうものもあります。

おりひめ物語を食べチョクに出品できるようになり
   「10年の時を超え!」
などと、かっこいい商品名を付けておりましたが、完全に
   「10年のブランク」
でした。

10年前までは同時期に何千玉ものメロンを収獲(7月)し、見た目がひどい物でない限り、こちらの判断で全て農協に出荷。
その後、全てのメロンを食べたお客様からの美味しい、美味しくないの評価とは無縁でした。
(地区では美味しいと評判だったのですが)

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メロン作りと時期を変え、作っていた
  「フルーツトマト”まいひめ物語”」(収獲時期12~6月)
を美味しくするために、研究し理想の味まであと少しのところまで来たのが昨年。
25年失敗の連続でした。

そして今年、まいひめ物語の生産は5月からの猛暑には勝てないということで、
   「夏にもう一度、メロンを作りたい!」
と試作もかねてスタートしました。

しかし、夏(7~9月)に作るメロンは、種苗会社から生産が難しいので大変ですよと言われながらも、専門家に尋ねながらの手入れを行い、しっかりとした実がついたと満足しておりました。

すると、お客様より

・見た目は何もないのに、食べると苦くて吐き出してしまった
・ヘタ、お尻が痛んでいる

この二つのご報告を受けることになりました。

全出荷量の5%ですが、そのメロンを食べてしまった方はたまったもんじゃありません。
私も初めて苦いご報告を受けた9月上旬、ちょうど大事にしていたメロンを食べて、吐き出すほど苦いメロンを食べました。
ご報告を受ける度に、お客様に嫌な体験と嫌な想いをさせてしまっているなんて、私たちはひどいと思いました。

現在、原因がしっかり分かり、
・樹勢が強く(樹だけが育とうとして実に栄養がいかない)、実は見た目きれいで美味しそうなネットをしているのに、果肉は吐き出すほど苦い。
・メロンの外側に着いている自然界にいる細菌処理不足と化粧箱内の湿気によりカビや傷みが発生して苦味となる。
に対応しております。

原因に対して作り方や実の見極め、出荷準備での工夫をしております。
そして、美味しくないメロンを食べた方々には代品をお送りしておりますので、私たちにもう一度チャンスをいただけたらと思います。

「10年のブランク」のせいで、大変ご迷惑をおかけいたしました。

メロンはみんな大好きで、確実に美味しく食べたい!
食べ頃の好みも皆さん違うので、自分好みに仕上げるため大事にしている!
私たちは繊細なフルーツのメロンともっと向き合っていきます。

今後ともよろしくお願い申し上げます。
Hi-AO

購入後にコメント欄を拝読し、とても不安になりました。メロン好きの両親への贈り物として考えての購入だったためキャンセルしようか迷いながらも、誠実な応対を実行しているファームさんの姿勢が見えると、信じて期待し待ってみよう、と思えてます。
大変だとは思いますが、メロン、楽しみにしております。

小森ファーム

ご購入いただいているのにご不安にさせてしまい本当に申し訳ございません。
そして応援していただき、ありがとうございます。
Hi-AO様のような温かい方々に助けられ、この状況を乗り越えられております。
本当にありがとうございます。

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