本日の発送をもちまして2024-2025シーズン終了を終了いたします。

今作はここ数年で栽培が一番難しい年でした。
当園は７月中~下旬にミニトマトの苗を植えますが、猛暑の影響で植えた苗が腐ってしまったり、暑すぎて実ができませんでした。
またトマトの天敵であるコナジラミという害虫が過去10年で一番の発生により、害虫被害がとても多く、トマトの樹が半分ダメになったハウスもありました。
正直なところ、上記のような状態で1年間経営できるのかとても不安でしたが、みなさんからの『美味しかった』という感想やリピートしてもらえることで仕事の励みになり走りぬくことができました。

農業界では【令和の米騒動】と言われるように米の価格が高騰し、大きなニュースとなっています。備蓄米うんぬんはあくまで応急処置にすぎず、根本的な解決は米農家が増え、コメの生産量が増えることです。

今まで米の価格が安すぎて米農家を続ける、コメ農家を継承することが難しい現状です。（正直、農作業と同じ時間、コンビニで働いた方が稼げます）。継続するためには再生産できる販売価格が必要があります。

今は米農家のみが注目されていますがどの農産物も同じ状況と言っても過言ではありません。私もいち消費者としては安く買いたい気持ちは分かります。しかし、農家を続けるために価格理解をしていただけると幸いです。

猛暑が続きますが、2025-2026シーズンに向けて美味しいミニトマトができるように暑さに負けず頑張ります！！