

固定種を自家採種し種を繋ぎながら、出来るだけ自然栽培で育てています(一部植物性資材のみ用いる)。
西日本有数のブナ林から流れる水を使い、自然豊かな環境で野菜達と共に暮らしています。
固定種を自家採種し種を繋ぎながら、出来るだけ自然栽培で育てています(一部植物性資材のみ用いる)。
西日本有数のブナ林から流れる水を使い、自然豊かな環境で野菜達と共に暮らしています。
幼少の頃から自然が好きで、動植物とふれあいながら育ちました。高校の頃、身近な自然が汚されていくのを肌で感じ、大学で環境学を専攻しました。
大学で研究していく中で、これからの社会に必要なのは農業であると感じ、農業生産法人で研修生になる道を選びました。かなり大規模な法人だったのですが、慣行農法で輸入飼料や農薬などの化学系資材を大量に使う生産方法に疑問を感じ、一度農業からは離れました。
30代を前にして、これからの人生設計をゆっくり考えたいと思い、仕事を辞めて自転車日本一周の旅に出ました。
旅は一年かけて無事達成し、これから何をやるかという時に思いついたのはやはり農業でした。
その後は兵庫県篠山市に滞在しながら、家庭菜園から始まり農家のお手伝いをする中で、農地も使わせていただく事になり、一年間計画を立てて栽培してきました。その後、縁あって京丹後にて農家としてやっていくことになりました。
ここ京丹後市大宮町旧五十河(いかが)村地区には西日本有数のブナ林があり、水と空気が綺麗で自然豊かな土地で野菜を育てています。
生産物は、自家採種した種から育て(購入した種・苗を除く)、栽培期間中農薬不使用・植物性堆肥のみ・可能な限り無肥料栽培で生産しており、作物の生命力を最大限に活かした、健全な野菜作りをしています。
2018年現在有機JAS認証移行中ですが、ビニールマルチを張らず、なるべく化学系資材を使わない生産方法ですので、基準はより厳しいものとなっています。また、固定種の自家採種にも積極的に取り組み、より地域に根ざし安定した農業を心がけています。
「次世代に胸を張って引き継げる農業」を目的に、環境負荷が少なく持続可能な農業の確立するために始めました。
肥料を用いず、過剰に耕さず、種を繋いでいくことで、その土地にあった品種が定着し、より手間をかけずに作れるようになります。
そうした農法こそが、次世代の利益を損なうことなく繋いでいけるという信条の元でやっています。
買い物は投票であり、消費こそが社会を創る活動の中心ですから、自分が食べるものが、「どんな人が・どんな想いで・どうやって作っているか」を確認した上で判断して頂きたいと思います。