甘み?酸味?次にくるトマトはこれだ!食べチョクが次のスター品種を大予想!
トマト界は、次のスターを待っている!

トマトの歴史は、アンデス山脈が原産とされ、16世紀にヨーロッパへ伝わった後、18世紀頃から食用化が進み多様な品種が育成されました。日本で本格的な栽培と品種改良は明治時代以降早くから行われ、トマトの大衆化が起きました。
1970年代には、食味を重視した高糖度でバランスの良い「桃太郎」が登場し、トマト界の王様に。近年では、「アイコ」のようなユニークな形や食感を持つミニトマトや中玉トマトの注目度が増加!さらに、リコピンなどの成分を強化した品種の開発も進み、トマトならではの多様なニーズに応えるため、味、栄養、栽培のしやすさなど様々な観点で品種改良が続けられています。
食べチョクが予想する「次世代のトマト品種」とは?
今回は様々なトマトを選抜しスタッフが食べ比べ、「次にくるトマトの品種は…!?」を予想します!
「次世代の逸品」部門:トスカーナバイオレット

「トスカーナバイオレット」は、まさにトマト界の「次世代の逸品」です。その真髄は、コクの深さ。有効成分も多く含まれ、美容のために食べる方もいらっしゃいます。
今回提供いただいた、ましまファームさんのトスカーナバイオレットは全国ミニトマト選手権2年連続入賞のこだわりの農法が特徴で、特に食べ比べセットでの鮮やかさは格別です。
【スタッフの感想】
・肉厚な皮が甘みを生み出している。濃厚さが際立って美味しい。
・味に深みがあり、食感も弾力が際立つ!
・小さく切ってサラダに入れるとコクが際立ちそう。
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「トマトの甘み」部門:フルティカ

「フルティカ」は中玉品種最高レベルと形容されるほど、トマトらしい甘さが存分に楽しめる品種。そして、果肉がしっかりしておりプチっとはじける食感も特徴です。
今回提供いただいた南アルプス丸吉菜園さんのフルティカはみずみずしさと甘み酸味のバランスが絶妙で、食べチョクスタッフも食べた瞬間に「スーパーのフルティカと全然違う!」と思わず声をあげるこだわりの逸品です。
【スタッフの感想】
・見た目が鮮やかで食欲を誘われる!
・トマトが苦手なお子さんでも食べられそう!
・甘いだけじゃなくトマトらしい酸味があり、「中玉トマト」の完成形!
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「フルーツトマト」部門:オレンジ千果

「オレンジ千果」は、見た目がツヤのある美しい見た目が特徴。オレンジ色のトマトは赤のトマトより甘くなさそう、と感じる方も多いと思いますが、侮るなかれ!トマトがあまり得意でなかったスタッフも、「これなら食べられる!」と驚くほどです!
【スタッフの感想】
・とても甘い。意外性があり食べていて驚きを感じられる。
・フルーティーな味が口いっぱいに広がる。これぞ「フルーツトマト」
・皮が柔らかく、食べやすさにつながってる!
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「さわやかな甘み」部門:トマトベリー

「トマトベリー」は、いちごの形をした、かわいらしいトマト。ハートの形から、噛んだ瞬間にさわやかな甘いトマトの果汁が湧き出てきます。
今回提供いただいたSai10faRMさんのトマトベリーは肉厚さが大きな特徴で、スタッフも思わず何個も食べてしまう美味しさがこだわりです。
【スタッフの感想】
・皮が柔らかく口当たりがよい!何個も食べたい。
・シャキシャキ野菜の甘さが口にすぐ広がる!
・食べ応えがあり、子供にもおすすめ。
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「食感」部門:ティポ

「ティポ」は形・食感が普通のトマトとは一線を画します!まず驚くのはその鮮やかな見た目。そして一番の特徴は、詰まっている果肉!トマトというより、スナック菓子かのような果肉の食感、そしてその果肉から味わう甘さに虜になるでしょう!
今回提供いただいた南アルプス丸吉菜園さんのティポはまさに「スナック感覚」で、男性スタッフからは「お酒のおつまみに合いそうなくらいパクパク食べられる」と表現していました!
【スタッフの感想】
・いわゆるフルーツトマトとは違った甘さ!
・果汁が少ない分、サクッと食べられる!
・今までのトマトの概念を変えられる!
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「トマト料理」部門:シシリアンルージュ

イタリアを感じる名前の通りイタリア生まれの品種。生食だとトマトの青さが際立ちますが、シシリアンルージュの真骨頂はここから。トマトソースにしても、塩やオリーブオイルと合わせても、持ち前の濃厚な味とマッチし絶品の味わいになります。調理用としてピカイチのトマトなんです。
今回提供いただいたげんき農場さんのシシリアンルージュは、美肌成分であるリコピンやうまみの元であるグルタミン酸など、濃厚さを生み出している成分の多さが特徴です。
【スタッフの感想】
・濃厚な果汁があふれでてくる!
・皮が厚いため、加熱しても潰れにくく美味しい味わいに。
・焼くと甘みが強くなり、濃厚な味わいが強調される!
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やっぱり王道の品種も食べたい!
そんなあなたにおすすめなのは<アイコ>

今回提供いただいたかわむら農園さんのアイコは子どものトマト嫌いの要因である「えぐ味」を最低限に抑制する栽培方法が特徴で、野菜ソムリエサミットでも銀賞を受賞するほどの「こだわり農法」です。
【スタッフの感想】
・ちょうどいい酸味とちょうどいい甘み。トマトっぽい果汁のみずみずしさを感じられる。
・皮が口に残らず、さわやかに味わえる。
・果肉・果汁が詰まっており、食べていて満足感が強い。
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トマトの世界
今回紹介したトマトのほかにも、様々な楽しみ方ができるトマト。食べチョクでの情報を結集させ、トマトチャートを作成しました。トマトの奥深い世界を体感したい方はぜひこちらも読んでみてくださいね。