“つくる夏”をはじめてみませんか?【夏の手しごと】

2025/06/09 更新

手を使って一つひとつ丁寧に作業をする「手しごと」。人の手による手間や工夫を大切にした作業やものづくりです。

手しごとは、ただ作るだけではなく「育てて仕上げる」ため、完成までの過程を愉しむことができます。手間ひまをかけることで愛着が沸いたり、暮らしが丁寧になることで、姿勢や心の豊かさにつながります。お子さんの教育の一環としてもおすすめです。

衣食住さまざまな手しごとがありますが、食べチョクでは“食”に関する手しごとに注目!そのなかでも今回は「夏の手しごと」をご紹介します。

梅を使った手しごと

青梅を使った「梅シロップ」

梅しごとの定番、手軽に始められるのがこのシロップ作り。水や炭酸で割って飲めば、すっきりさわやかな夏のドリンクに。お子さんにも大人気の味です。
梅しごとをする前に「仕込み作業」をします。詳細はこちらのページを参考にしてください。

準備するもの

  • 仕込み作業をした青梅 1kg

  • 砂糖 1kg
    ※お好みの砂糖をご準備ください。氷砂糖やグラニュー糖は透き通りスッキリとした味わいに、きび糖や黒糖は深みのある色でコクのあるジュースに仕上がります。

  • 果実酒用などの瓶

  • 消毒用の焼酎や食品用アルコール

作り方

【下準備:消毒】
シロップを仕込む果実酒用などの瓶は、熱湯消毒をするか35℃以上の焼酎もしくは食品用アルコールを入れて、布巾やキッチンペーパーで消毒をします。

  1. 仕込みを終えた梅の全体を竹串でつつき穴を開ける

  2. 瓶に砂糖と梅を交互に入れる

  3. 1日1回のペースで瓶をふり混ぜる

  4. 砂糖が全て溶けたら完成

  5. 梅を取り出してジュースが入る瓶に移して冷蔵庫で保存する

取り出した梅はジャムや梅味噌に加工できます。

青梅を見る>

完熟梅を使った「梅干し」

日本の伝統食といえばコレ!食欲が落ちやすい夏にうれしい、疲労回復や夏バテ予防にもぴったり。手間をかけて仕込んだ自家製の梅干しは、ひと味もふた味も違いますよ。
今回は手軽にできる白干しのレシピをご紹介します。

準備するもの

  • 仕込み作業をした完熟梅 1kg

  • 塩 180g
    ※手作りは腐敗やカビ防止に塩分濃度18%(梅1kgに対して180g)がおすすめです。市販のものに比べてできあがりは昔ながらのしょっぱい梅干しですが、半年、1年と寝かせることでまろやかな梅干しになります。

  • カメやガラス保存容器、琺瑯容器
    ※アルミやプラスチック容器、ビニール製の保存袋は酸に弱く不向きです。

  • 35度以上の焼酎 1/3程度

  • 押しぶたと1.5kg〜2kgの重石(梅の1.5~2倍の重量)

作り方

  1. 仕込み終えた梅に焼酎をふりかけて優しく混ぜる。まんべんなく混ぜたらキッチンペーパーできれいに拭き取る

  2. 梅のヘタの部分に塩をうめるようにしてまんべんなくまぶす

  3. 保存する容器を焼酎で消毒する

  4. 容器の底に塩をふる

  5. 梅を平らになるように入れ塩をふる。これを繰り返して全ての梅を容器に入れる

  6. 押し蓋と重石・容器の蓋を焼酎で消毒してキッチンペーパーでふき取る。梅の上に押し蓋を乗せてその上に重石を乗せ、容器の蓋を締めてねかせる

  7. 梅酢(※)が上がってきたら容器を揺り、梅に梅酢がかかるようにして毎日確認をする
    ※梅干しを作る過程で、梅を塩漬けしたときに梅から滲み出た液体のこと。

  8. 梅酢がしっかりと上がってきたら重石を外し、土用まで保存する
    ※土用とは立秋(8月8日頃)の18日間です。梅雨明けをしていない地域は梅雨が明けるまで待ちます。

  9. 三日三晩、晴れ予報の日を確認して梅をザルに上げて天日に干す。朝晩天地返しをして、まんべんなく梅に天日をあてる

  10. 梅の表面が乾いてきたらできあがり
    ※3日連続の日照りで梅干しが乾きすぎないように注意してください。2日目朝と夜の状態をみて十分に乾いていたら完成です。

完熟梅を見る>

紫蘇を使った手しごと

赤紫蘇シロップ

梅干しづくりにも使われる赤紫蘇は、どこか懐かしい香りが特徴。レモン汁を加えると、煮汁がパッと鮮やかな赤に変わるのは、思わず大人も見入ってしまうほど。できる過程も愉しい手しごとです。

準備するもの

  • 赤紫蘇 300g

  • 砂糖 550g
    ※甘さ控え目なら500g、甘いものがお好みの方やお子さんに作る場合は砂糖600gに増やしてください。

  • レモン汁 40ml
    ※酸味が苦手な方は30ml、酸味を効かせたい場合は50mlに増やしてください

  • 保存瓶 (2L以上)

作り方

  1. 大きめのボウルに赤紫蘇を入れてたっぷりの水で丁寧に洗い、破れないように気をつけながら葉の間の砂をきれいに落とす

  2. 鍋に水を沸かして赤紫蘇の半量を5分前後煮出す

  3. ザルにあげて煮汁を鍋に戻し残りの半量を同様に煮出す。一回目と同様に煮出したらザルにあげる。冷ました赤紫蘇は絞って煮汁に加える。

  4. 煮汁を鍋に戻して火にかけ、砂糖を入れ煮溶かす。冷めたらレモン汁を加え消毒した保存瓶に入れたら完成

3〜4倍の水や炭酸水で割ると、赤紫蘇ジュースになります。

赤紫蘇を見る>

らっきょうを使った手しごと

らっきょうの簡単甘酢漬け

カレーのお供としておなじみのらっきょう甘酢漬け。実はおつまみや料理のアクセントにも便利な存在です。手しごとなら、甘さや酸味を自分好みに仕立てられるのも嬉しいポイント!

準備するもの

  • らっきょう 1kg

  • 穀物酢 2カップ

  • 砂糖 1カップ

  • 塩 25g

  • とうがらし 2~3本

作り方

  1. 鍋に調味料を入れて中火でひと煮立ちさせて冷ます。

  2. 保存容器を熱湯消毒して冷ます

  3. らっきょうの皮をむく

  4. 洗い桶などを使って水でよく洗う

  5. らっきょうの芽と根を切り落とす

  6. ザルにあげて全体にまんべんなく熱湯をかける

  7. 水気を切ったらっきょうと輪切りにした唐辛子を保存容器に入れ、調味液を入れる

  8. 冷暗所で保存して1ヶ月後から食べごろなります

らっきょうを見る>

季節の恵みを自分の手で。

梅シロップや梅干し、赤紫蘇シロップ、そしてらっきょう漬け。
日本の伝統食であり、夏の疲れた身体をサポートしてくれる大切な食べ物です。

手しごとをすると少し手間はかかるけれど、愛着もひとしお。材料を揃えて、作業をして、完成までの過程を愉しむことができます。
時間がかかるその分だけ味わい深く、完成したときの喜びも大きなものです。

季節の変わり目にこそ愉しみたい、日本の夏の“手しごと”。
自分だけの味を、今年は仕込んでみませんか?

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