当農園では農薬も化学肥料も一切使用しません。ただこれは植物にとっては過酷な環境。人間で言えば、自然の食品と免疫力だけで生き抜くようなものです。可哀想ですが、生まれつき強くない株は、収穫前に病気や害虫にやられてしまいます。結果的に収穫量は減りますが、生命力の強い野菜だけが生き残ります。
この厳しい環境の中で生き抜いた強い野菜を多くの方に味わっていただければ幸いです。
畑や田んぼには、生態系を維持し、景観美化・大気浄化等によって人々の健全な心と体も維持する大切な役割があります。
化学肥料で地下水を汚染することなく、また農薬で周辺の方々を不安にさせることもなく、環境に優しい農業を実践しています。
近所の人が「あの泥臭い農家、またしくじったな」と笑いながら散歩してくれたら何よりです。
笠間市は1年を通じて日照時間が長く、昼夜の寒暖差が非常に大きい場所です。さらに当農園は、日の出から夕方まで一切日陰になりません。また、肥料は米ヌカを主体としたアミノ酸が豊富な自家製のボカシ肥料を主に使っています。
長時間日光を浴びてたくさん光合成し、うまみの元となるアミノ酸を根からも吸収するので、よりおいしい野菜が育ちます。