毎年、数多くの新品種が発表されているのですが、数百種類からの品種選びは、かなり苦労します。
例えば枝豆。枝豆の品種は実に400種を超えています。
トマトは世界で8000種ほど存在するそうです。
品種選びでは、耐病性や収量の安定性などが基準になることが多いのですが、天候や栽培の方法などで左右されることが多く、カタログ値のようになかなか栽培できません。
私共は、毎年1品目当たり数品種を栽培し、食べて”おいしい”と感じる品種を選出しています。
お野菜達本来の”旨味”を引き出すように、肥料や農薬を極力使わず、自然に近い環境で地力に任せて、ゆっくり時間をかけ育てています。
時間をかけるので数多くの栽培はできませんが、夫婦2人の小さな農園ならではの丁寧な栽培を心がけ、収量よりも”味”に重点を置いてお野菜達を育てています。
お野菜達にとっては、無理なくゆっくり育つので、”旨味”を凝縮して濃い味になり、日持ちもよくなります。