化学合成農薬や化学肥料、除草剤はもちろん、鶏糞や牛フンなどの動物性肥料、米ぬか、油粕などの植物性肥料も使用しません。畑に生えている草や、作物の残さなどを生かして栽培しています。
草を生かして栽培するので、マルチを畑に敷くことはありません。夏などはすぐに草が作物を覆ってしまいますが、草刈り機や鎌などで地道に草刈りを行っています。今問題になっているプラスチックの削減にもなっています。
畑は尾張平野の平地にあり、住宅と農地が混在する環境です。そのなかで、草をいかして栽培しています。草を生やすと、虫がきます。虫が来るとカエルがきます。カエルがくると、ヘビやイタチがきます。虫を求めてオニヤンマ、ギンヤンマなどのとんぼがたくさんきて、たまにキツネをみることも、キジが営巣することも。
畑は野菜が育つだけでなく、いろんな生き物を生み出す場所になっています。