朱鷺で知られる佐渡島で、40年も前から従来農業を反省して、安全を第一に農薬を減らした栽培に取り組んできました。
今では、田んぼは全面積、農薬を一切使わない農薬不使用で栽培しています。
当園のこだわりは、稲に元々備わっている生命力を最大限引き出しす『栄養周期説農法』です。
昨今の自然栽培ブームで佐渡にもそんな動きはあるものの、少しずつ新たな栽培法も取り入れつつ試行錯誤の毎年です。
土作りにもこだわり、微生物をおからと米ぬか・自家鶏糞等を使って増殖発酵させて、年に3~4回も田んぼに補給をしています。
お陰で、田んぼの土もどろどろ状態で雑草も出にくくなっています。
田んぼには、最低限なものしか入れておりません。
ぼかしのみ。元肥も穂肥もなしです。
稲わらも数年かけて分解されるので、最低限の有機物で、根を深く深く伸ばして行きます。
収量はあまり期待できませんが、美味しいお米に育て上げるための農法です。