美味しい野菜で子どもたちを笑顔に。
野口ファームが農業に従事する上で、最も大切にしている柱です。
この想い育てあげるきっかけとなった物語を、お伝えさせてください。
----------------------------------------------------------------
我が家の子どもたちは、野菜が好きではありませんでした。
が、「トウモロコシだけは」数少ない大好物の野菜の1つでした。
夏野菜の準備が始まると、『トウモロコシ育ててなー!』
と、必ず子どもたちからリクエストが入ります。
私は作業の合間に、種を撒き、水をやり、せっせと育てるのです。笑
当時は、販売用ではなく、家庭菜園レベルでした。
そして夏になり、テーブルに山盛りに湯がいたトウモロコシ。
目をキラキラさせ、ひたすら食べ続ける2人。
しかし、そこには一口だけ食べて放置されているトウモロコシがたくさ
ん。
不思議な光景に私たちが尋ねます。
私『なぁなぁ、なんでこれは一口しか食べないの?』
兄『だって美味しくないねんもん。』
私『いやいや、さっき一緒に収穫してきたトウモロコシやから味は一緒のハズやで』
弟『違うで!味!こっちの方が美味しいで』
首をかしげながら私たちも食べてみると、確かに味が違うのです!
『甘くて美味しい』と『味が物足りなくて、甘くない』を
子どもたちは食べながら一生懸命わけていたのです。
「「「何故、味が違うんだ?」」」
当時、トウモロコシは家庭菜園レベルで育てていたため、何故そこまでに味に違いが出るのか、見当がつきませんでした。
育て方、収穫のタイミングなど、色んな可能性をさぐって行きついた答えは...「品種」でした。
当時はトウモロコシを2種類育てており、子どもたちは味覚だけで品種を食べ分けていたのです!
品種によって実の大きさ、色彩、暑さに強いなど、特徴の違いはある。
と知っていたものの、「品種による味の違い」は思ったことがありませんでした。
この出来事がキッカケとなり、気づいたことがありました。
①子どもたちは、美味しいと認識したものは、とにかく食べる。
②子どもたちは、大好きなものでも、美味しくないと食べない。
③まったく同じ日に種をまき、全く同じ育て方をしても、品種によって味が違う。
野菜には『味』があり、しかも『品種』によって味も異なる。
野菜を食べたくなかった原因を、子どもたちが教えてくれた瞬間でした。
それからは、「子どもたちが食べたくなる野菜」を突き詰めました。
美味しい品種を調べ、肥料や土づくり、育て方を変え、数えきれない改良を積み重ね...ある日、今まで食べてくれなかったレタスを”丸ごと”食べてくれるようになりました。しかもドレッシングをつけずに。
子どもたちは野菜嫌いなわけじゃない
美味しいものは、何だってパクパク食べる!と確信したのです。
子どもが野菜をたくさん食べて、「ママー!おかわりー!」という笑顔が本当に嬉しくて、もっとたくさんの子どもたちにも笑顔になってほしい。
これが野口ファームの野菜が子どもたちを笑顔にできる理由です♪