兵庫県 芦屋市
芦屋養鶏場(あしやエッグファーム)
創業:2025年09月
食べチョク登録:2025年07月
子どもに命について学んでほしいという想いから
そんな想いを胸に、私たちのファームは歩みはじめました。
きっかけは、たった二羽の烏骨鶏を譲り受けたこと。
真っ白でふわふわとした羽をまとい、どこか神秘的な存在感を放つその小さな命は、私たちにとってかけがえのない存在となりました。
飼育をはじめてまもなく、私たちは自然の厳しさにも直面します。
ある日、育てていた烏骨鶏がイタチやキツネといった野生動物に襲われ、命を落とすという出来事がありました。
人間の手ではどうすることもできない「自然の摂理」。
その現実に向き合う中で、子どもたちもまた「命とは何か」、「生きるとはどういうことか」を、頭ではなく心で感じ取っていきました。
命を預かる責任、思いやる気持ち、そして別れの悲しみ。
どれも教科書では学べない、生きた「いのちの授業」です。
今では、そんな経験の積み重ねの中で、烏骨鶏の数は40羽を超えるまでに増えました。
にぎやかで、あたたかくて、時に涙もある私たちのファームには、日々の暮らしの中にたくさんの命の物語が息づいています。
詳細情報
経歴・沿革
最初は、たった2羽の烏骨鶏からのスタートでした。
2016年の秋、小さな庭の片隅で始まった命の営み。
その静かな羽ばたきが、私たちの心を動かし、やがて夢へと育っていきました。
そして2025年9月、『芦屋養鶏場(あしやエッグファーム)』として、芦屋市初の養鶏場が誕生しました。
“生きものと共にある暮らし”を原点に、
これからも自然と人をつなぐ優しい場所でありたいと願っています。