お世話になります、島根県邑南町（おおなんちょう）の寺本果樹園の寺本直人です🧑‍🌾いつもありがとうございます！
せっかくの週末に、狙ったかのように雨でげんなりしてます。


さて、今日は「シャインマスカットを出荷するためには」についてお話しさせてください。



【シャインマスカット販売中！】
ちょっと本題の前にお知らせさせて下さい。

現在シャインマスカットの収穫の真っ只中！！もちろん販売もしております👍

よろしくお願いします！


【糖度について】
もう遅くなっちゃったかもしれませんが、シャインマスカットの「糖度チェック」についてお話しさせて下さい。

寺本果樹園では、およそ盆明け頃から糖度チェックという作業に入ります。

野菜ももちろんですが、果物である以上おいしいというのは当たり前で、何より「甘くておいしい」を求められます。

そんな果物を、何もチェックせず出荷してしまって、お客さんが「この果物甘くないしおいしくない…」となってしまったらいけないので、『何かしら』のチェックをします。

シャインマスカット（や他のブドウ）では、糖度計を使って糖度を測ります。

JAしまねの基準では、糖度18度からが出荷OKのラインなので、寺本果樹園もそれに倣って糖度18度〜を出荷基準にしてます。

基本的には、この「糖度」というものが最も分かりやすく（＝数値化しやすく）、一般的かなと思います。


【糖度チェック以外の『何かしら』のチェック】
余談ですが、寺本果樹園では糖度チェック以外のチェックも併せてやってます。

『日数』と『おいしさ』です。

『日数』とは、「シャインマスカットが満開期から数えて何日経過したか」のことで、農家的には（ほぼ同時期の）ジベレリン処理から何日経ったかでよく話をします。

結論から言うと、満開期から90日くらいから出荷を始めて、100日を迎えたあたりから特においしくなり始めるように思います。経験的に！

今年も酷暑の年で夏は晴れまくったので、満開期から75日あたりで糖度18度はありました。

ですが、実際に食べてみると味が若かったり、酸っぱかったりしておいしくなかったです。

ちなみに、この実食しておいしいかどうかのチェックが、『おいしさ』のチェックです。

「糖度18度いってるからOK！出荷しよう！」とやってしまうと、おそらくクレームの嵐になるんじゃないかなと思います。

『糖度』や『日数』といった、数値化できるものを目安に判断するのはとても分かりやすくて信頼できるのですが、やっぱり直接食べて『おいしさ』のチェックをしないとちょっと怖いなと思ってます。

なので寺本果樹園では、『糖度チェック』『日数チェック』『おいしさチェック』をして、クリアしたものからGOサインしてます👍

大変だけどね！
けど信頼を失うことの方がやばいからね！！


ということで、「シャインマスカットを出荷するためには」というお話しでした！


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最後まで読んでいただきありがとうございました👩‍🌾🧑‍🌾