来年産玉ねぎの準備が始まりました!!
2025/09/01
今年産の玉ねぎの出荷が続く一方、畑ではすでに来年産に向けた準備を始めています!!

まずは苗床(なえどこ)の整備です。
土を均した後、バスアミドを全面散布し、フィルムで被覆して土壌消毒を行います。病害虫や雑草のリスクを抑え、健全な苗を育てるための重要な工程です。
処理後は十分なガス抜きを経て、種子を播種し、冬の定植に向けて苗を育てていきます。
厳しい暑さが続きますが、1本いっぽん大事に苗を育てていきたいと思います。

並行して圃場では、牛ふん堆肥(淡路島では「バラケ」と呼びます)を施用していきます。
バラケは土壌の物理性・化学性・生物性を総合的に改善し、保水性・排水性を両立させます。
根張りを良くし、翌年の玉ねぎの生育を支える基盤になります。

玉ねぎは「収穫の半年以上前から準備が始まる作物」です。
今年の出荷を続けながら、次の世代の玉ねぎのための土づくりを重ねている。そんな畑のリズムも感じてもらえるとうれしいです。

この投稿をした生産者

兵庫県 南あわじ市

仲田青果

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