当農園のミニトマトは、愛媛県指定の特別栽培農産物として農薬使用5割以上減・化学肥料不使用で栽培しています。
先日までの「天然物と養殖物」の投稿でもお伝えしましたが、農薬や肥料を使用せず栽培する方法もあります。しかし、シーズンごとに収穫量・味・食感等を均一に仕上げることが困難です。それでは経営は安定しません。そのために、必要最低限でかつ含有物の分かった農薬や肥料を使用し、それらを管理することが求められます。
農家さんごとにこだわりを持って栽培されていますが、費用対効果、信頼性を考えた場合、当農園では農薬や肥料を使用しています。しかし、特別栽培農産物として認められる最低限の使用に止めています。
上記のように農薬使用5割以上減と記載すると、「なんだ、農薬を使用してるのか」と誤解を受けやすいのですが、一般的に農薬・化学肥料の使用量は、慣行栽培＞特別栽培の順です。
必要か不要か、の考え方次第ですが、当農園では必要だが最低限を選んでいます。