八ヶ山ベジラボの投稿一覧

11月1日週号の農業共済新聞北陸版に掲載されました。
〜本文より〜
　杉林さんは化学肥料や農薬、動物性堆肥を使わない栽培を徹底するほか、野菜の苦みやアクの原因となる硝酸イオンに着目した。野菜を栽培する上で必要不可欠な硝酸イオンだが、その量が多すぎると根が傷み、病気になりやすく、虫が付きやすい。その結果、農薬や化学肥料を多く使うという悪循環に陥る。
　硝酸イオンを減少させるため、杉林さんは土作りに力を注ぎ、土着菌に着目した独自の農法を立ち上げた。1坪に200㌔〜1トンのキノコの菌床と、ウッドチップ50.〜200㌔を活用。丈の低い草を残しておくことで土の湿度が高くなり、菌が活発になる状態になる。
　硝酸イオンが少ない野菜は、味が濃く、かむほどに甘みが広がり、時間がたっても変色しにくい。野菜が苦手な子供たちがパクパク食べるという。
「土中の菌を体に取り込ませるのが野菜本来の役目ですが、化学肥料を使うとそれが果たせません。この土で育った野菜を食べることで、菌が体に取り込まれ、腸内細菌が整い、健康につながります」

雪国富山の八ケ山ベジラボの畑は雪にすっぽり覆われています。
昨日は雪の中から大根を掘り出しました。
これからまた大雪の予報なので、しばらく皆さんにお野菜を届けることはできないのですが、雪の下で甘く美味しくなったお野菜をお届けできる日を楽しみにしています。
今年８月から食べチョクさんでお野菜をお届けできるようになり、皆さまにお会いできて幸せでした。どうもありがとうございました。
では、皆さまどうぞよいお年をお迎えください❢