湘南ゴールドの食味の変化について
2023/02/28
皆さんこんにちは!本日は、湘南ゴールドの果実についてお話しします。
ハウスで栽培している湘南ゴールドは、一般的な露地栽培のものとは、果実のクオリティーが別物だと思います。
その理由は、開花時期が露地栽培よりも1ヶ月早いのですが、それによって、樹上で生育する期間が長くなり果肉は熟して美味しさのもとである、糖度も上昇します。年間を通じて高い温度で生育するので、果皮は薄く、じょうのう(果肉を包む薄皮)は柔らかくなります。
また、収穫してから、時間が経過するほど、酸味が薄れて、甘味が増していきます。つまり、食べる時期によって味の変化が楽しめる珍しい柑橘なのです。3月からの果実は、外気温の上昇で果実の酸味がうすくなってきますので、幻のパイナップル味の湘南ゴールドに変化していきます。

この投稿をした生産者

神奈川県 足柄下郡湯河原町

榎本農園

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