サップグリーン農場の投稿一覧

皆さん、こんにちは。
インスタグラムにも投稿したので文面がおかしいかもしれませんが、お世話になっている方にどうしてもお伝えしておかなければならないことがあります。

鶏を健康に強く育てるなんて、ここまでがんばってきましたけれど、
『ただ生きることが、どれほどの挑戦なのか。』考えさせられています。
生命の大きさに違いはないんですけれども、YouTubeで見守っていただいていたとても大ききて太く柔らかい声のポパイとオリーブが、つい先日、亡くなってしまったんです。

原因は推察でしかないので明言は避けますが、お伝えしておきたいのは鶏同士で力比べはあってもいじめはないこと。天敵である動物や猛禽類は、常にそばにいるけれど、みんな生きることに一生懸命だということです。
卵を産むために、どんな生き物で種を残すために生きる姿には尊さしかないと思ってます。

大切な生命を奪ったのが誰であろうと、そんなことよりも飼養者としての足りなさを悔やんでしまって時間が止まってしまっています。
昨日は、ふたりが天国で草花の中を軽々と走ってる夢を見たんですけど、カラフルなメッセージを送ってくれたんだったらいいなぁと信じることで今日の仕事をしています。

331日で8Kg台まで大きくなったけど、大好きな穀物を出そうとすると大きな足でほかの鶏より早く駆け寄ってきたポパオリ。
でっかいのがいなくなって、ほんとに寂しい、、、。
自分もまたふたりに笑われないようにこれからを生きようと思う。もう50過ぎのおっさんだけど。

ただただ感謝。また会おうな。



まったく無関係の方も目にするこの場であるわけで、失礼があってはいけないのですが、日々、生きているものに接する私たちの一部分として書かせていただくことにしました。
生き物に接するということは、家畜や家禽だけではなく野菜やお米にも生命があると私自身は思っているんですが、皆様はいかがでしょうか?
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今年も風が春の便りを告げているのか、厳冬を乗り越えられたと思うと二十四節気のひとつ、啓蟄(けいちつ)です。
日本の暦は、豊かな自然とともに生きる人々のためのもので春を迎える気持ちをさらに前向きなものにさせてくれますよね。

啓蟄は、土中に閉じこもっていた生き物が目覚めて動き出す頃。
私たちの新潟県十日町市は、中越地域というエリアに属していて、国内屈指の豪雪地帯で知られているところです。

つい先日、4m12cmという積雪量の記録を更新した津南町はすぐお隣です。
昨年のように合間なく降り続ける雪こそなかったシーズンですが、最後の寒波で一気に積み上がった雪には圧倒されました。
もちろん雪が解けてなくなるのはまだ少し先のことなんですが、その雪の下、地温は思っているより高く、草や花などの植物の新緑が成長しているんです。
皆さん、よくご存知のフキノトウなど春の山菜も2m以上の積雪の下で青々と強く成長しているんですよ。

コロナに戦争なんて、誰も想像してなかった異常な情勢ですが、子供や赤ん坊を中心に世界中が一刻も早く平和であるよう願っています。
もちろん社会の秩序を乱すロシアの理不尽な行動は許されるべきではないと思います。

そんなことを考えながら、今日も鶏の健康チェックから一日がスタート。
早朝の産卵の後、大気の冷え込みで凍ってしまった卵は、割れが入っていて不衛生ですし、お客様にお出しできないわけですが、いろんなサイズの凍結卵(一度凍ってしまったもの)が溜まったので、先日、いっぺんに茹で卵にしました。

この時期はもちろん野原も雪の下で草はたくさん食べられませんが、自然養鶏として鶏にやさしいエサを用意しています。
そこから生み出される卵を一番感じられておいしく召し上がることができるのは、卵かけご飯など生食はもちろんですが、茹で卵もそのひとつです。

まだお試しでない方はぜひ。特別、甘くてぶりぶりの白身をぜひ楽しんでいただけるといいなぁと思います。^ ^
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皆さん、こんにちは。
突然なんですが、たまごのアブラと書いて『卵油(らんゆ)』というものをご存知でしょうか?
できるだけ健康な有精卵で作ると素晴らしい薬となるそうなんです。

自分の身体の持病というものを知って、どうにか健康を維持し続けて生きることを真剣に考えるようになったわけですが、それを知った友人がその卵油を紹介した資料のコピーを届けてくれたんです。

鶏に関わっていると卵油も聞いたことはありました。
ただ、それがなんなのかまで全く知らなかったんですよ。
言ってみれば迷信のようなもので、とにかく今までずっと根拠のない“おまじない”なんだろうと思っていたわけです。

まさに健康のためなら藁にもすがる思いで迷信でもなんでも試してみようという気持ちでしたが、調べてみるとほんとに昔の人って偉いもんですね。しっかり科学的根拠のある健康食品で、しっかりとした自然の薬というものだったことがわかりました。
ここでは成分がどうのこうの詳細は書きませんが、血管を柔軟にする効果が得られるという効能があることがわかったんです。

「卵油は心臓病に効く。」というのは、少し間違ってはいるんですが、血管を健康にすることで心臓も確かに健康状態を保つことができるのではないでしょうか。

作り方は、写真を順にご覧いただければわかりますように、たくさんの卵黄を油を敷かずにフライパンで炒めてゆくんです。
炒り卵の要領ですね。ただ、黒くなってきてもひたすら炒め続けます。
所要時間としては、1時間半から2時間程度かかりますが、終盤は煙がすごく出てにおいもすごいことになります。
そして、もういよいよ炒り卵がサクサクの炭のようになりそうなところで、サクサクとは正反対でしっとりしてくるんですが、そこからは比較的短時間のうちにすっごい液体が出て、フライパンの底はプールのようになります。
これが卵油というもので、何かで濾して油だけを容器に保存します。

そのままだとなかなか飲みにくいものなんですが、毎日、ティースプーンに半分程度をオブラートに包んで飲んでいます。

何かしらの効果が出るまでは数年かかると言われていますが、この仕事をしていてアニマルウェルフェアのことや鶏が自然に過ごせることを常に考えてきて、ここまできて鶏たちからの大きな恵みにあやかっていることも、どこか自然な流れのように感じたりしているんです。

もし私自身と同じように心臓疾患や糖尿病など、血管の健康状態を気にかけておられる方がいらっしゃるようでしたら、ぜひお試しいただきたいなぁと思っています。
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新潟県十日町市も時折あらわれる晴れ間に春の香りを感じるようになってきました。
3m積もった雪がとけて消えるにはまだ少しかかりますが、積雪で暗くなった鶏の居場所をやっと明るくしてあげられます。

『採光工事』と呼んでいる鶏だけのための除雪作業ですが、重く硬い雪は雪かきもスムーズにいかないものなんですよ。

例えば降り積もった雪が3m。場所によっては4mぐらいの山になってい流のがおわかりだと思うんですが、降った時にふわふわだった雪が太陽の光や気温で溶けかけたりして引き締まってカサが減った状態なんです。つまりいったいどれぐらいの積雪量なんだということになりますが、画像で見えている雪はシャーベット状の部分もありますが、大半が凍っていて非常に硬いです。

それをスコップでほぐして、スノーダンプで運ぶ。この繰り返しで少しずつ鶏舎に光が入るようになってきました。

もちろんこちらも越冬用の傾斜で、細長く見えている傾斜の奥からガレージの内部にケージが広がっていて、飼養面積としては充分な広さがあります。
(なかなか紹介しにくい構造ですが、内部のケージはYouTubeの映像に映っているんですが、おわかりでしょうか。)

豪雪地帯の越冬は人も家畜も家禽も大変です。
よそ者の自分も数年経験したぐらいでは全く慣れていません。

健康な鶏を育てることを中心に考えていき、小さな養鶏場として今後の方針も計画していくことになります。
いいことも悪いことも、皆様にオープンにお伝えしご意見も頂戴しながら「皆さんのためのいい卵、安心できる養鶏。」を目指したいと思います。

さぁ、春は近づいてきました。
皆さん、健康で新年度に向けて準備しましょう〜♬
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この投稿をした生産者