#ありがとまと食べチョク店の投稿一覧

以下、プレスリリースです。

ありがとまと農園が、極めて難しいイチゴの通年栽培を開始、業務需要見込む

長野・八ヶ岳で業務用イチゴの通年供給が始動
— 夏・年末の供給不安と食品ロス課題に挑む農家の新モデル —

長野県・2026年1月30日

長野県八ヶ岳高原でイチゴ・トマトの生産を行う「ありがとまと農園」(代表:田宮かいち)は、栽培難易度が極めて高いとされるイチゴの通年栽培に本格的に取り組み、11月から翌10月までの年間出荷体制を構築した。

国内には統計上2万件以上のイチゴ農家が存在する一方、通年で安定出荷できる農家は全国でも100件未満とみられており、特に夏季や需要が集中する12月は、スイーツ・外食業界で慢性的な供給不安が生じている。

同園は自社苗生産と夏秋栽培技術を組み合わせることで、年間約20トンの生産量を確保。業務用需要に特化した通年供給モデルとして、スイーツ店、飲食店、百貨店、ホテルなどへの展開を進めている。

「いちごが使えない時期」をなくす

商品開発と仕入れの不確実性を解消

従来、イチゴは冬春期に生産が集中し、夏場や年末は品質・価格ともに不安定になりやすい作物とされてきた。このため、飲食・製菓業界では「通年商品化ができない」「フェアや限定企画を組みにくい」といった課題があった。

ありがとまと農園では、11月から翌10月までの継続出荷により、各業態が年間を通じてイチゴ商品を計画的に展開できる環境を整備。試作やメニュー開発を数か月前から行える体制を構築したことで、仕入れの不確実性を大きく軽減する。

食品ロス削減につながる「買取保証」と品質対応

同園の取り組みの特徴の一つが、食品ロス削減を意識した仕組みづくりである。

フェアやキャンペーンで売れ残ったイチゴについては、一定条件のもとで農園側が買い取る「買取保証」を用意。仕入れ側が在庫リスクを過度に負うことなく、新商品開発や販促企画に挑戦できる体制を整えている。

また、輸送中の品質トラブルに対しては、運送事業者と連携した補償対応を実施。契約書内でトラブル時の対応フローを明確化し、現場の負担軽減と安定供給を両立させている。

業務用に特化した生産体制

形・糖度・安定供給を重視

同園のイチゴは、業務用途を想定し、形状の揃い・糖度・日持ちを重視した栽培を行っている。

現在、地元パティシエや製菓メーカー、カフェ事業者などから「12月納品でも形・品質ともに安定している」との評価を得ており、ウェディング、ビュッフェ、物販用途などへの展開も進む。

パートスタッフ25名体制による安定した運営を行い、突発的な出荷停止リスクを抑えた生産管理も特徴である。

農業と食品業界をつなぐ「通年パートナー」へ

代表の田宮かいちは次のように話す。

「農家側の論理ではなく、仕入れ現場の『読めない不安』を減らすことが重要だと考えた。通年供給とリスク分散の仕組みを通じて、商品づくりに集中できる環境を支えたい」

今後は、取引先と連携した商品開発や、スイーツ・惣菜の共同展開なども視野に入れ、農業と食品産業が継続的に価値を生み出すモデルの構築を目指す。
コメント(0)

この投稿をした生産者

この生産者の商品

商品一覧へ