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夏に食べたい!爽やかな「甘夏シロップ漬け」の魅力とおすすめアレンジ

フルーツ缶といえば、やさしい甘さで食べやすい「みかんのシロップ漬け」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
実は、陽だまりファームでは定番のみかんだけでなく、「甘夏」を使ったシロップ漬け もご用意しています。

みかんとはひと味違う爽やかさを持つ甘夏。その魅力と、美味しく楽しむアレンジ方法をご紹介します。

甘夏とは?夏にぴったりの柑橘

甘夏は、みかんに比べてさっぱりとした酸味と、ほんのりとした苦みが特徴の柑橘です。
ジューシーで香りも豊か、食べると口いっぱいに清涼感が広がります。

暑い夏に甘いものは美味しいけれど、ちょっとくどく感じてしまうこともありますよね。そんな時に甘夏の爽やかな風味はぴったり。ひと口でスッとリフレッシュできるのが魅力です。

甘夏シロップ漬けの魅力

陽だまりファームの甘夏シロップ漬けは、果実の風味を大切にしながら、ほどよい甘さのシロップに漬け込んで仕上げています。

酸味がやわらぎ、甘夏特有の爽快感と甘みのバランスが絶妙。ジューシーで食べやすく、お子さまから大人まで幅広く楽しめる味わいです。

おすすめの食べ方・アレンジ

甘夏シロップ漬けは、そのまま食べてももちろん美味しいですが、ちょっとアレンジするだけでさらに夏らしい一品に変身します。

冷やしてそのまま … 暑い日のデザートにぴったり。

フルーツポンチに … 他のフルーツ缶と合わせれば、見た目もカラフルで爽やかな一皿に。

ドリンクにアレンジ … 炭酸水やサイダーに入れると、果実感あふれるフルーツドリンクに。

スイーツのトッピングに … ヨーグルトやバニラアイスに添えれば、爽快感がプラスされて大人のデザートに。

ご家庭のおやつや夏休みのパーティーにもぴったりです。

まとめ|夏のおやつにぴったりの一品

暑い季節にこそ食べたい、爽やかな「甘夏シロップ漬け」。
甘さと酸味のバランスが絶妙で、リフレッシュしたいときにおすすめのフルーツです。

陽だまりファームの甘夏シロップ漬けで、夏のおやつ時間をちょっと贅沢に楽しんでみませんか?
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夏の畑では、人間と同じように みかんも日焼け してしまうことがあります。

強い日差しを浴びると、みかんの皮の表面温度がぐんぐん上がっていきます。
すると実から水分がどんどん逃げてしまい、補給が追いつかなくなるんです。
その結果、皮がカラカラに乾いてしまい、一部が茶色く変色して「日焼けみかん」になってしまいます。

実はこの“日焼け跡”、ただの見た目の変化ではありません。
弱った部分から病気が入り込みやすくなるため、農家にとってはとても厄介な存在です。

そして、見た目はどうしても茶色くなってしまうため、たとえ中身が食べられる状態でも市場には出せません。
農家としては、せっかく手間をかけて育てた実が商品にならないという、大きな悩みの種になります。

少しでも日焼けを減らすために、私たちは剪定の仕方を工夫し、葉っぱが果実を覆って直射日光から守れるようにしています。
それでも自然相手なので「完璧に防ぐ」ということはできません。
「太陽の恵み」がみかんを甘く美味しく育ててくれる一方で、こうして“日焼け”という厳しさももたらすのです。

みかんの日焼けは、消費者の方にはあまり知られていない現象ですが、農家にとっては頭の痛い課題です。
「果物も人と同じように日焼けするんだ」と知っていただけたら嬉しいです。
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今年の夏は、全国的に雨が少ない日が続いています。
私たち陽だまりファームのある地域でも、ここ最近まとまった雨が降らず、畑はカラカラ。
そのため、みかんの木に**「かん水(=水やり)」**を始めました。

みかん農家の仕事 #果樹農家の日常


■ かん水って何?なぜ必要?
みかんは、もともと乾燥に比較的強い果樹ですが、それでも一定のタイミングでは「水」がとても重要になります。
特に今の時期(8月)は、みかんの果実がグンと大きくなる成長期。
この時期に土壌が乾燥しすぎていると…

実が肥大せず小ぶりになる

玉が裂けて割れてしまう

樹が弱って翌年の収穫に影響が出る

といった問題が起こってしまいます。

みかんの成長 #農業の裏側


■ 雨が降らない=農家にとっては大問題
日照りが続くと、「雨が恋しいなあ…」というレベルでは済まず、
農家にとっては収穫量・品質・来年の出来までを左右する大きな課題になります。

そこで、私たちは朝夕の気温や土の乾き具合を見ながら、
少しずつ・ていねいに、みかんの木に水を届けています。

かん水作業 #雨が欲しい


■ 美味しいみかんのために
かん水は時間も手間もかかる作業ですが、
「甘くてジューシーなみかんを届けたい」
そんな気持ちで、今日も畑でじっくりとみかんの木と向き合っています。

自然の力に感謝しながら、足りないところは人の手で少しだけサポート。
これが、私たちのみかんづくりの姿勢です。

陽だまりファーム #農家ブログ


今年の夏も、どうか実りある秋になりますように。
そして、そろそろ一雨…降ってくれることを願っています。

天気と農業 #自然と生きる

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こんにちは。陽だまりファームの高橋です。
このたびご縁をいただき、浜松市農業経営塾にて講演をさせていただきました。
テーマは
「計画を立て、実行し、改善する力をつける」
~陽だまりファームの実例から学ぶ経営のヒント~
お越しいただいた皆さま、誠にありがとうございました。

今回は、これまでの農業経営における成功や失敗、試行錯誤のリアルを、できる限り率直にお伝えしました。

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農業と無縁だった私が、みかん農家になった理由
もともと私は農業とは無縁の世界で生きていました。
大学卒業後はIT企業で働き、朝の満員電車に揺られて通勤する毎日。
ある日ふと「このままこの生活を続けていくのか」と疑問を抱き、思い切って退職。
バイクで日本一周し、アフリカまで旅をするなど、かなり自由に生きてきました。
そしてたどり着いたのが、実家の手伝いとして始めた農業でした。
夢も希望もなかったスタートでしたが、少しずつ人が集まり、2019年には「株式会社陽だまりファーム」として法人化しました。

農業もPDCAが大事
「農業って計画通りにはいかない」――これは誰もが感じていることだと思います。
だからこそ、私たちは「考え、振り返り、改善する力」を日々意識しています。
特に大切にしているのがPDCA(計画→実行→評価→改善)の考え方。
感覚や勘に頼らず、データや現場の声をもとに「次はもっと良くする」仕組みづくりを実践しています。

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商品をつくるだけでは足りない
みかんはもちろん、私たちはその加工品(ジュースやジャムなど)も展開しています。
クラウドファンディングを活用し、傷んだブラッドオレンジをジュースに変えた事例も紹介しました。
「想定外を価値に変える」
これは6次産業化ならではの面白さだと思います。
販路の多角化は、農業の安定につながると実感しています。

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“人”がいなければ農業は回らない
今回の講演では、スタッフとの関係づくりについても触れました。

マニュアル整備と「なぜやるのか」の共有

柔軟な働き方への対応

定期的な面談で「小さな声」に耳を傾ける

感謝を言葉にする文化づくり

こうした小さな取り組みの積み重ねが、良いチームをつくります。
そして、「人が集まる農業」こそがこれからの時代に求められると思っています。

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ここまでを振り返って
農業は失敗の連続です。
しかし、同じ失敗を繰り返さず、次に活かす姿勢があれば、必ず前に進めます。
私はその想いを胸に、これからも経営と現場の両方から農業に取り組んでいきます。
農業に正解はありませんが、工夫次第で変えていけます。

こうした“農業の希望”を、今後も現場の実践や情報発信を通じて、多くの方と共有していきたいと考えています。

そして――
農業の未来は、誰かが変えてくれるのを待つのではなく、
“自分たちで変えていく”という気持ちが何より大切だと私は信じています。

私たち陽だまりファームも、まだまだ発展途上のチームです。
でも、一歩ずつ前に進み続けることで、
今日よりも少しだけ良い明日をつくっていけると信じています。
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この投稿をした生産者

静岡県 浜松市浜名区三ヶ日町

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