【いちご戦国時代インタビューvol.1】優しい甘さとサクッと食感!「いちご王国・栃木」の団結力が生んだ「とちあいか」の魅力

2026/03/27 更新

食べチョクでは2026年1月、全国のいちごが競い合うWEB投票企画「いちご戦国時代2026~天下分け目の決戦投票~」を開催。110品種・総投票数2.5億票超という大きな盛り上がりの中、86,638,297 票で見事1位の“天下人”に輝いたのが、栃木県の新品種「とちあいか」です。

実はこの「とちあいか」、あの絶対的エース「とちおとめ」から異例のスピードで世代交代を進め、今まさにいちご業界を席巻している大注目の品種なのです。

今回は、栃木県農業総合研究センター いちご研究所で、企画調査やマーケティングも担う大森 雅子 主任研究員にインタビューを実施。
その圧倒的な魅力と、県と生産者が一体となって生み出した開発の裏側に迫ります。


大森 雅子氏
栃木県農業総合研究センター いちご研究所 主任研究員。企画調査担当として、取材や視察の調整、農家の経営改善、消費者や流通関係の調査分析など、いちごを取り巻く幅広い分野を担当している。


1. 「とちおとめ」超えの自信作!「とちあいか」の圧倒的な特徴

毎年8,000〜1万粒もの種から選抜を繰り返し、生み出された「とちあいか」。「いちご王国・栃木」がおすすめする理由は、際立った3つの特徴にあります。

・酸味が少なく、いくつでも食べたくなる甘さ
酸味を抑えることで、糖度以上の強い甘みを感じられるのが特徴です。どの世代の方でも食べやすく、一口食べて「甘い!」と笑顔になる味わいに仕上がっています。
・サクッとした心地よい食感
果肉はしっかりとしていて、サクッとした心地よい歯ごたえが楽しめます。大森さんご自身も、個人的に好きな食感だと話されていました。
・思わず写真を撮りたくなる「ハート型の断面」
縦に半分にカットすると、なんと可愛らしいハート型が現れます!ケーキの断面やSNS映えにぴったりだと大好評です。

「『とちおとめ』は長年愛されてきましたが、病気に少し弱く、大玉が少ないという課題がありました。そこで登場したのが『とちあいか』。大玉で病気に強く、『女峰』や『とちおとめ』よりも収量が多いのが特徴です。『とちおとめ』を超えるという確かな自信を持って世に出した品種です」と大森さん。

2. 異例のスピード!あっという間に普及した理由

新しい品種が広がるまでには通常長い時間がかかりますが、「とちあいか」の普及スピードは業界でも際立っていました。
その背景にあるのは、「いちご王国・栃木」ならではの「産地としての結束力」です。

「栃木県では、産地全体で統一の品種を盛り上げていこうという強い意志があります。
一度『この品種で行く』という方針が決まると、他県と比べても非常に早く、約9割もの農家さんが一気に新しい品種へ切り替わるんです」と大森さん。

「女峰」「とちおとめ」に続く3代目の主力品種として、県全体が「とちあいか」に大きく舵を切った瞬間。一人の農家さんが抜きん出るのではなく、産地全体で最高品質のいちごを作り上げるという、栃木県の底力が発揮されました。

3. 毎年1万粒の種から選ばれる「とちあいか」誕生のストーリー

毎年1万粒の種からスタート。受け継がれる研究のバトン

ひとつの品種が誕生し、登録されるまでには長い年月がかかります。
たとえば「とちおとめ」の誕生から「とちあいか」が誕生するまで28年かかりました。新品種の開発は、毎年8,000〜1万粒もの種をまき、その中から優秀な株を選抜していく根気のいる作業から始まります。

さらに、県の研究員は3〜5年ごとに異動するため、ひとりの担当者が最初から最後まで関わることはほとんどないそうです。

「それでも、これまで積み重ねてきたデータや知見、そして先輩たちから受け継いできたバトンがあるからこそ、次の良い品種を生み出すことができるんです」(大森さん)

「とちあいか」もまた、こうした研究の積み重ねとリレーのような継承の中から生まれた品種なのです。

研究所から畑へ。生産者と共に磨き上げた「美味しさ」

育成初期、「とちあいか」は比較的順調に選抜が進んだ品種でした。しかし、新品種開発の本当の壁は「実際の畑」に出てから訪れます。

「研究所の環境条件では問題なく見えても、現場で栽培して初めて、環境の違いによる特性や課題が見えてきます。それでも『とちあいか』は、味の良さやサクッとした食感、病気への強さが群を抜いていました」(大森さん)

現場に出て初めて直面する栽培の壁。普通ならそこで立ち止まってしまうかもしれませんが、「とちあいか」にはそれを上回る圧倒的なポテンシャルがありました。
だからこそ、研究所と生産者が一丸となり、二人三脚で課題を乗り越えながらその美味しさを磨き上げていったのです。

4.世代を超えて愛される味わいへ。いちご研究所が描く未来

現在、世の中には多種多様なブランドいちごが存在しますが、大森さんたちが「とちあいか」に込めたのは、「世代を問わず、誰もが美味しく食べられるいちごを作りたい」というまっすぐな想いでした。

「とちあいか」は酸味を抑え、際立つ甘さを持つように仕上げられています。そのため、酸っぱいのが少し苦手な小さなお子様からご年配の方まで、どの世代の方でも美味しく食べやすいのが最大の魅力です。

「世の中に多様ないちごが増え、消費者の皆さんが好みに合わせて選べるようになり、いちご業界全体が盛り上がっていくことが何より嬉しいですね。その中で『とちあいか』が、皆さんの食卓で愛される存在になってくれたらと思っています」(大森さん)

栃木県の3代目主力品種「とちあいか」。毎日の食卓に笑顔を届ける定番いちごになるよう、研究員と生産者の熱い想いが果実にしっかり込められています。

5.おわりに

「『とちあいか』は、私たちが自信を持ってお届けする、栃木県の新しい顔です。県と生産者が一丸となって育て上げたこの美味しさを、ぜひ一度手に取って味わってみてください」と大森さん。

圧倒的なスピードでいちごの歴史を塗り替えつつある「とちあいか」。その裏には、美味しいいちごを届けたいという栃木県民の熱い団結力がありました。

そんな「とちあいか」は、食べチョクでも栃木県の生産者さんからお取り寄せ可能です。
際立つ極上の甘さを、ぜひご自宅で楽しんでみてくださいね!

味わってみたいかたはぜひ食べチョクで!


販売中のとちあいかを見る

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結果はこちら からぜひチェックしてみてください!
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