埼玉いちご巡りシリーズ③|いちご & 秩父を楽しみ尽くす、自然と触れ合いこころ癒されるいちご旅
自然豊かな秩父エリアは、いちごと観光を同時に楽しめる場所として、近年ますます注目を集めています。
都心から少し足を伸ばすだけで、澄んだ空気、山あいの風景、そして旬のいちごに出会える冬から春にかけての日帰り・小旅行に最適なエリアです。
本記事では、秩父で楽しむ「いちご旅」を、おすすめの立ち寄りスポットとともにご紹介します。
秩父はいちご旅に向いているエリア
自然といちごを同時に楽しめる理由
秩父エリアがいちご旅に選ばれるのには、この土地ならではの理由があります。
・五感を満たす自然環境:四季折々の表情を見せる山々に囲まれ、リフレッシュに最適。
・冬〜春の観光コンテンツが豊富:氷柱などの冬の絶景から、歴史ある神社仏閣まで見どころが満載。
・いちごとその他グルメの充実度:いちご狩りや直売所が観光ルート上に点在しており、街歩きやご当地グルメ、お土産探しまで一日でも満喫できる。
池袋から約80分。「特急ラビュー」で気軽に行ける
秩父が「いちご旅」に向いている理由のひとつが、都心からのアクセスの良さです。
池袋からは、西武池袋線「特急ラビュー」を利用して約80分。大きな窓が特徴の快適な車両で、乗り換えなしのダイレクトアクセスが可能です。
車窓からは、都会の喧騒から次第に山あいの景色へと変わっていく風景が楽しめ、リビングのようにくつろげる空間が目的地までの移動時間もワクワクさせてくれます。
「朝ゆっくり出発して、夕方にはお土産を持って帰宅する。」そんな軽やかな日帰り旅が叶うのも、秩父×いちご旅の魅力です。
秩父で楽しめるいちごスポット
いちご農園と直売所

秩父エリアには、1月頃〜春先にかけて楽しめるいちご狩りスポットが点在しています。現地を訪れるからこそできる体験が秩父にはあります。
・天候を気にせず楽しめる:ハウスで栽培されているたのため、雨や雪の日でも安心です。
・「完熟」の贅沢:樹上で赤く染まった「完熟いちご」をその場で味わう感動があります。
・多彩な品種比較:埼玉県オリジナル品種をはじめ、個性豊かな品種を楽しむことができます。同じ品種でも農園によって甘さや香りが異なるので、いくつかの農園をまわって食べ比べするのもおすすめです。
Pick UP① 和銅農園

和銅農園は、秩父鉄道「和銅黒谷駅」から徒歩3分という好立地にあり、電車でも車でもアクセス抜群のいちご農園です。美味しさの秘密は、秩父盆地特有の厳しい寒暖差にあります。この気候がいちごの糖度をぐっと高め、驚くほど甘く風味豊かな味わいを育みます。
園内は高設栽培を採用しており、通路が広く設計されているため、ベビーカーや車椅子をご利用の方も、無理な姿勢をすることなく快適にいちはご狩りを楽しめます。いちご狩りでは、「紅ほっぺ」や「章姫(あきひめ)」といった定番から珍しい品種まで、常時3〜6品種の食べ比べが可能です。また、埼玉県オリジナル品種である「あまりん」「かおりん」「べにたま」の3品種すべてを栽培している希少なスポットでもあります(※「あまりん」はいちご狩りも行っていたが、今季は予約満席のため受付中止となっています。オリジナル品種は直売のみの取扱いです。)
さらに、直売所では加工品も充実しており、「いちご羊羹」「あまりんジャム」「いちごジェラート」「いちごのお酒」といったオリジナリティあふれるお土産品も注目です。徒歩圏内には、「和同開珎」ゆかりの聖(ひじり)神社があります。「銭神様」とも呼ばれ、金運上昇のご利益で知られるこの神社は、いちご狩りとあわせた秩父観光のルートとしても非常に人気です。
所在地:埼玉県秩父市黒谷457-3
アクセス:秩父鉄道「和銅黒谷駅」より徒歩3分(駐車場:約30台あり)
HP:https://www.wado-nouen.jp
開園時間:9:00~日没(※いちごが無くなり次第終了)
※不定休のため、農園のホームページをご確認の上、お出かけください。
Pick UP② ただかね農園

ただかね農園は、吉田フルーツ街道沿いに位置する、こだわりが詰まった人気のいちご農園です。ぶどう栽培も盛んな秩父ならではの試みとして、ワイン造りの過程で出る「ぶどうの搾りかす」を再利用した自家製ワイン堆肥を土づくりに活用。地域で出る未利用資源を循環させることで、持続可能な農業を大切にしています。
この土ごと発酵させたふかふかの土壌で育ついちごは、香りの良さと濃厚な味わいが格別です。その確かな品質は、有名洋菓子店やフランス料理店でも採用されるほど。秩父の山側に位置する農園だからこそ、「わざわざ足を運ぶ価値のある美味しさ」に徹底してこだわっています。
いちご狩りでは、最大5品種の贅沢な食べ比べを楽しむことができます。なお、埼玉県オリジナル品種の「あまりん」「かおりん」は直売のみの取り扱いとなっているため、お土産としてぜひチェックしてみてください。
所在地:埼玉県秩父市下吉田4091
アクセス:秩父市内から車で約15分
HP:https://www.tadakanenouen.jp
開園時期:12月下旬~6月上旬(雨天決行・屋内)
※不定休のため、農園のホームページをご確認の上、お出かけください。
Pick UP③ 秩父フルーツファーム

秩父フルーツファームは、冬から春はいちご狩り、夏はぶどう狩りが体験できる観光農園です。いちご狩りでは、埼玉県オリジナル品種の「べにたま」をはじめ、注目度急上昇中のレア品種「ほしうらら」、定番の「べにほっぺ」から、時期により1〜3品種の食べ比べが楽しめます。 また、微生物の力を活用して土壌環境を整えることで、除草剤を使用せず、収穫期間中は減農薬栽培を徹底。小さなお子様でも安心していちごを頬張れる環境が整っています。
土日祝日には、いちご狩りに「石焼バーベキュー」がセットになったコースも選択でき、家族やグループでのランチにも最適です。石焼バーベキューは3〜4日前までの予約が必須ですので、早めの計画がおすすめです。また、埼玉県が誇るプレミアム品種「あまりん」「かおりん」は、お土産用として販売されていることもあるため、見かけた際はぜひチェックしてみてください。
広い駐車場があるため、車でのグループ旅行でも安心。家族みんなで笑顔になれる、秩父ならではの体験が待っています。
所在地:埼玉県秩父市下影森877−1
アクセス:西武秩父駅バス乗り場より「田の沢入口」バス停下車、徒歩約1分
HP:https://www.fruit-farm.jp
開園時間:9:30~16:30
※お電話で予約してからお出かけください。
秩父エリアのいちご狩りスポット

秩父エリアには20以上のいちご農園があります。気になる農園を探してお出かけしたい方は、秩父観光農林業協会の公式サイトもご確認ください。
【いちごフェア】いちごスイーツが楽しめる場所
阿左美冷蔵 金崎本店

明治23年創業の老舗製氷店「阿左美冷蔵」では、自家製のみつやあん、季節の素材を使った天然氷のかき氷を味わうことができます。真夏は大行列となる人気店のため、冬から春にかけては、行列を避けてゆったりと贅沢な時間を過ごせる穴場シーズン。温かい場所でゆったりと楽しむかき氷は贅沢な時間です。
いちごフェア期間中には、あまりんを使用した限定メニュー「あまりんのかき氷 あずき粒あん・練乳付き」が登場。ボリュームたっぷりの見た目ですが、やわらかな天然氷の口溶けは格別で、あっという間に完食してしまう美味しさです。

所在地:埼玉県秩父郡皆野町金崎27−1
アクセス:秩父鉄道「上長瀞駅」より徒歩3分
HP:http://asamireizo.web.fc2.com
営業時間:10:00〜16:30(木曜定休)
JURIN's GEO(ジュリンズジオ)

秩父鉄道「浦山口駅」から徒歩15分。豊かな自然に囲まれた秩父札所28番「橋立堂」の境内に、隠れた名店「JURIN's GEO」はあります。ここは、巡礼の合間に心を整える場所としてはもちろん、日常を離れて自分自身と向き合う時間を提供してくれる特別な空間です。
最大の魅力は、秩父の素材を贅沢に生かしたスイーツと、厳選されたスペシャルティコーヒーのハーモニーです。特に、季節ごとに内容が変わる「特別なパフェ」は、訪れるたびに新しい驚きを与えてくれます。

▲旬な秩父産果物を使った「特別なパフェ」
1月下旬から4月下旬にかけては、地場産のいちごを使用した「ちちぶいちご」のパフェが登場。いちご狩りとはまた一味違う、洗練された形で旬の味覚を堪能できます。秩父散策の折に、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
所在地:埼玉県秩父市上影森673−1 札所28番橋立堂境内
アクセス:秩父鉄道「浦山口駅」より徒歩15分
HP:https://jurinsgeo.jimdofree.com
営業時間:9:30〜 16:30(ラストオーダー16:00)※水曜定休(祝日の場合は営業)
おすすめ立ち寄りスポット
秩父神社

関東でも屈指の古社のひとつに数えられている秩父神社は、約2100年の歴史をもつ秩父地方の総鎮守です。最大の見どころは、江戸時代初期に建立された社殿に施された色鮮やかな彫刻の数々です。

「つなぎの龍」や「子育ての虎」は、日光東照宮の彫刻でも知られる名工・左甚五郎(ひだりじんごろう)の作と伝えられており、その躍動感あふれる意匠は必見です。また、これらと並んで「お元気三猿」など、物語性豊かな彫刻が社殿を彩っています。
毎年12月に行われる「秩父夜祭」の舞台としても知られ、歴史、信仰、そして芸術が一体となった、秩父の精神文化を象徴する場所です。
番場通り

「番場通り」は、秩父神社へと続く石畳の参道です。明治から昭和初期のレトロモダンな建築が立ち並び、多くの国登録有形文化財が当時の面影を今に伝えています。近年は古民家カフェや、たい焼き、わらび餅といった食べ歩きグルメの宝庫としても人気です。伝統の織物「秩父銘仙」をまとって散策すれば、まるでタイムスリップしたような情緒溢れる雰囲気を満喫できます。
所在地: 埼玉県秩父市番場町
アクセス:秩父鉄道「御花畑駅」より徒歩3分
秩父まつり会館

ユネスコ無形文化遺産にも登録されている日本三大曳山祭の一つ「秩父夜祭」を、映像や実物展示で体感できる施設です。実際の屋台・笠鉾を間近で見られるため、短時間でも秩父の文化を深く知ることができます。
所在地:埼玉県秩父市番場町2−8
アクセス:秩父鉄道「秩父駅」より徒歩3分、西武鉄道「西武秩父駅」より徒歩15分
HP:https://www.chichibu-matsuri.jp
開館時間:9:00~17:00(4月~11月)、10:00~17:00(12月~3月)※入館受付は、16:30まで
※休館日をご確認の上お出かけください。
秩父今宮神社

秩父今宮神社は、八大龍王宮とも称される、埼玉県秩父市中町に鎮座する日本有数の古社です。境内には「平成の名水百選」に選ばれた武甲山伏流水が湧き出る、秩父最古の泉「龍神池」をはじめ、「清龍の滝」や、龍神の住み処と伝えられる樹齢千年の大欅「龍神木」などが点在しています。

古くから自然信仰の聖地として人々の信仰を集めてきたこの場所は、境内全体に澄んだ空気が流れ、静かで落ち着いた雰囲気が漂います。自然を身近に感じながら、旅の途中に心を整えるひとときを過ごせる参拝スポットです。
じばさん商店

じばさん商店は、「秩父の地域文化を、今の時代に合わせて発信する商店」をコンセプトにした、秩父観光の定番立ち寄りスポットです。秩父産の農産物や加工品をはじめ、地酒、スイーツまで幅広く揃い、地元で長く親しまれてきた銘品から、近年注目を集める新しい商品まで出会えます。旅の締めくくりやお土産探しに、きっとお気に入りの一品が見つかるはずです。
こんな人におすすめ
気軽でも贅沢。日帰りでいちごを楽しみたい人へ
秩父エリアは、都心からわずか80分ほどで、驚くほど豊かな自然に出会える場所です。思い立ったときに無理なく旅情を味わえるのが最大の魅力で、日帰り旅行にぴったりです。
・アクセスの良さ:池袋から西武鉄道「特急ラビュー」で約80分。移動時間さえも旅の楽しみに。
・旬を体験とともに:完熟いちごをその場で頬張る贅沢は、観光農園ならではの特別な体験です。
・自然と名所に癒される:いちご狩りやカフェ巡りを楽しめるスポットが点在。自然に囲まれた空間でゆったりリフレッシュでき、写真映えも抜群です。
欲張りに楽しむ。観光も食も満喫したい人へ
歴史ある街並みと洗練された食文化が凝縮された秩父は、一泊して名湯とともに楽しむのもおすすめ。「いちごだけで終わるにはもったいない」魅力が詰まっています。
・いちご狩り+甘味:1日目はいちご狩り、2日目はカフェでのスイーツ巡りなど、滞在を通して多様な「いちご体験」を堪能できます。
・エモーショナルな街歩き:レトロな商店街は食べ歩きに最適。ふらりと立ち寄ったお店で、心温まる出会いがあるかもしれません。
・土地の歴史に触れる:日本最古の貨幣「和同開珎」ゆかりの地であり、ユネスコ無形文化遺産「秩父夜祭」の伝統が今も息づく、奥深い歴史も魅力です。
埼玉いちごをGETしよう!
埼玉県のいちごは、スイーツとして味わうだけでなく、生産者から直接購入して楽しむのもおすすめです。直売・産地直送の場合、完熟に近い状態で出荷されることが多く、いちご本来の甘さや香りを、自宅でもしっかりと堪能できます。
埼玉農産物ポータルサイト「SAITAMAわっしょい!」には、「あまりん」「かおりん」「べにたま」を取り扱っている農園の情報などが盛りだくさん。ぜひチェックしてみてください。

また、「食べチョク」では、希少な埼玉県オリジナル品種「あまりん」や「べにたま」をはじめ、こだわりの栽培方法で育てられた埼玉県産いちごを生産者が出品しています。生産者の顔や想いが見えるのも、産直ならではの魅力です。
🍓旬の時期に合わせて、おいしいいちごを楽しみたい方
🍓産地や生産者のこだわりを大切にしたい方
🍓贈り物として、特別感のあるいちごを探している方
そんな方は、ぜひ一度チェックしてみてください。

