すぐ試したい!鰆×春野菜のお手軽レシピ3選

2025/04/08 更新

春の魚と書いて「鰆(サワラ)」と呼ばれる魚。
名前の通り春にも収穫される魚ですが、実は秋から冬にかけて旬を向かえる地域もあります。
旬の時期がさまざまなのにも関わらず、なぜ鰆と呼ばれるようになったのでしょうか。
この記事では、そんな鰆の魅力や旬の春野菜との組み合わせを楽しむアレンジ料理をご紹介します。

目次

  1. 鰆の特徴
  2. 鰆×春野菜のアレンジレシピ
  3. まとめ

鰆の特徴

鰆は西日本を中心に親しまれていた魚で、春の産卵時期に瀬戸内海でよく収穫されていたことが名前の由来にもなっています。現在では温暖化が進み、東北地方などでも収穫されるようになりました。

鰆の面白いところは、大きさによって呼び名が変わる、出世魚であることです。
同じ魚でも、体長50cm前後までの若魚は「サゴチ」と呼ばれており、50〜60cm前後を「ヤナギ」、そして60cm以上の魚が「サワラ」になります。

そんな鰆は、あっさりとした味わいながら脂乗りもよくふんわりと柔らかい身を楽しめます。
食卓では、煮付けや西京焼きなど和食の定番食材として活躍しますが、その淡白な味わいから洋食などにもアレンジすることができます。

鰆単品でシンプルに調理するのも良いですが、さまざまな食材との組み合わせも楽しんでみたいですね。

産地直送の鰆はこちら

鰆×春野菜のアレンジレシピ

今回は今の時期におすすめな春野菜と鰆を使った料理を3つご紹介します。

1.鰆×新玉ねぎ

1つ目にご紹介するのは、新玉ねぎとの組み合わせ。

ソテーした鰆に甘くて瑞々しい新玉ねぎを合わせ、マリネ風に調理します。
甘酸っぱいマリネ液に、ふっくら香ばしい鰆がよくあい、お酒のおつまみにもぴったり。
トマトも加えて彩りよく仕上がるので、おもてなしの一品にもおすすめですよ。

~鰆と新玉ねぎのマリネ~

【材料】

・鰆 1匹
・塩(下味用) ひとつまみ
・新玉ねぎ 1/2個
・薄力粉 大さじ1
 A.EVオリーブオイル 大さじ1
 A.酢 大さじ1
 A.砂糖 小さじ1
 A.塩 小さじ1/4
・オリーブオイル 小さじ1
・パセリ(刻んだもの) 適量

【作り方】

1.新玉ねぎはスライサーを使って薄くスライスします。水に5分ほどさらし、水気を切ります。
2.鰆は全体にをまぶして10分ほどおき、水気をキッチンペーパーで拭き取ります。
3.2に薄力粉をまぶし、オリーブオイルを敷いたフライパンでこんがり焼き色がつくまで加熱します。
4.ボウルにAを入れ混ぜます。1、3を入れて全体を混ぜ合わせラップをして30分以上冷蔵庫におきます。
5.全体に味が馴染んだら器に盛り付け、パセリを散らして完成です。

2.鰆×新じゃがいも

2つ目にご紹介するのは、ホクホクで甘みも感じる新じゃがいも。

味噌に発酵食品の仲間であるヨーグルトを合わせ、コク深い味わいと春にぴったりな爽やかな味わいにアレンジします。
カリッと香ばしい風味、鰆のふっくら柔らかい味わい、新じゃがいものホクホク感など、食感も楽しい一品です。

~鰆と新じゃがいもの味噌ヨーグルト焼き~

【材料】

・鰆 2匹
・塩(下味用) ふたつまみ
・新じゃがいも 2個
・薄力粉 大さじ1
 A.ヨーグルト 大さじ1
 A.味噌 小さじ1
 A.マヨネーズ 小さじ1
・有塩バター 10g
・パン粉 小さじ2
・パセリ(刻んだもの) 適量

【作り方】

前処理:オーブンは200℃に予熱しておきます。

1.新じゃがいもは皮付きのまま一口大に切り耐熱ボウルに入れます。ふんわりとラップをし、600Wの電子レンジで5分ほど加熱します。
2.鰆は全体にをまぶして10分ほどおき、水気をキッチンペーパーで拭き取ります。
3.2に薄力粉をまぶします。熱したフライパンに有塩バターを入れ溶かし、鰆、1を表面に焼き色がつくまで加熱し、火から下ろします。
4.耐熱容器に3を入れ、混ぜ合わせたAパン粉をのせます。200℃に予熱したオーブンで15分ほど、中に火が通るまで加熱します。
5.焼き上がったらパセリを散らして完成です。

3.鰆×春キャベツ

最後にご紹介するのは春野菜の定番、春キャベツ

柔らかくて甘い味わいを最大限に活かすため、今回はせいろを使って調理しました。
レモンとバターを使うことで、酸味とコクのバランスが良く、素材の味をしっかりとお楽しみいただけます。

~鰆と春キャベツのレモンせいろむし~

【材料】

・鰆 1切れ
・塩(下味用) 少々
・春キャベツ 2枚(約100g)
・レモンの輪切り 1枚
・料理酒 大さじ1
・有塩バター  10g

【作り方】

1.キャベツは一口大に切ります。
2.鰆は全体にをまぶして10分ほどおき、水気をキッチンペーパーで拭き取ります。
3.せいろに1、2、レモンの輪切りの順でのせ、全体に料理酒をかけて蓋をします。
4.鍋に湯を沸かして3をのせ、10〜15分ほど蒸し焼きにします。
5.鰆に火が通ったら火から下ろし、有塩バター黒こしょうをトッピングして完成です。

まとめ

旬の食材と食材の掛け合わせを楽しめるのは、その季節だけのお楽しみ。和洋中さまざまな料理で、鰆を試してみてください。

食べチョクでは、鰆を漁師さんから直接購入することもできます。こちらもぜひチェックしてみてくださいね。

産地直送の鰆はこちら

最新のおすすめ特集記事

「食べチョクアワード2025」そのほか各種カテゴリ1位~30位を発表

「食べチョクアワード2025」そのほか各種カテゴリ1位~30位を発表

食べチョクを通じて、お客様にこだわりの商品をお届けしている生産者の皆様を労い、称え、その努力や商品をより多くの人に知ってもらうため、この1年販売された生産者の中で、特に評価の高かった方を「食べチョクアワード2025」として表彰します。この記事では、加工品、花、調味料、お茶、お酒、はちみつを含めたそのほか各種カテゴリーのTOP30に選ばれた生産者さんたちををご紹介します。表彰指標についてはこちらの記事で紹介しております。そのほか各種1位:村上養蜂生産者さんの紹介和歌山で養蜂業を営まれている村...

2025/12/29 公開

【UOYA×食べチョク】東日本大震災被災地 水産加工品の送料無料キャンペーン実施中✨

【UOYA×食べチョク】東日本大震災被災地 水産加工品の送料無料キャンペーン実施中✨

東日本大震災の被災地域における水産業の本格的な復興を果たすことを目的に立ち上がったプロジェクト「UOYA」と連携し、地域資源の特色を活かした水産加工品を送料無料でお届けします。本企画を通して、海とともに歩んできた地域の水産業を、これからのかたちへとつないでいきます。【実施期間】2025年12月17日(水)12:00 ~2026年2月28日(土)・本キャンペーンは、2025年12月17日(水)12:00以降にご注文いただき、2026年2月28日(土)までにお受け取り完了となる商品が対象です。...

2025/12/29 公開

「食べチョクアワード2025」野菜カテゴリ1位~30位を発表

「食べチョクアワード2025」野菜カテゴリ1位~30位を発表

食べチョクを通じて、お客様にこだわりの商品をお届けしている生産者の皆様を労い、称え、その努力や商品をより多くの人に知ってもらうため、この1年販売された生産者の中で、特に評価の高かった方を「食べチョクアワード2025」として表彰します。この記事では、野菜カテゴリーのTOP30に選ばれた生産者さんたちををご紹介します。表彰指標についてはこちらの記事で紹介しております。野菜1位:SHONAI ROOTS受賞の感想受賞のお知らせをいただいた際は、全く想定していなかったため、本当に驚きました。そして...

2025/12/26 公開

今がチャンス!千葉のこだわり食材をお得に味わう【800円OFFキャンペーン】✨

今がチャンス!千葉のこだわり食材をお得に味わう【800円OFFキャンペーン】✨

千葉県は「食の宝庫」です。三方を海に囲まれ、黒潮の影響を受けた温暖な気候と豊かな土地資源を生かして、米や野菜、果物、肉・卵など多くの農畜産物が生産されています。また、様々な種類の水産物にも恵まれています。大消費地である首都圏に位置するという立地条件や、生産者の努力と高い技術に支えられ、全国有数の農林水産県となっています。そんな千葉県産の食材が手軽に味わえる【800円OFFキャンペーン】*を現在開催中です✨千葉県産の食材を試せるチャンスです。800円OFFキャンペーンって?総額から800円割...

2025/12/25 公開

「食べチョクアワード2025」米・穀類カテゴリ1位~30位を発表

「食べチョクアワード2025」米・穀類カテゴリ1位~30位を発表

食べチョクを通じて、お客様にこだわりの商品をお届けしている生産者の皆様を労い、称え、その努力や商品をより多くの人に知ってもらうため、この1年販売された生産者の中で、特に評価の高かった方を「食べチョクアワード2025」として表彰します。この記事では、米・穀類カテゴリーのTOP30に選ばれた生産者さんたちををご紹介します。表彰指標についてはこちらの記事で紹介しております。米・穀類1位:さとうさんち生産者さんの紹介実家の農家を継ぎ、2012年からお米づくりに取り組まれている生産者さん!減農薬・減...

2025/12/25 公開

すべての特集記事をみる

この記事をシェアする

サイトトップにもどる