どうして「新鮮」なの?
当店は仲卸さん、業者さん、ましてや漁業組合すらも通さずお客様とストレートに繋がっております。それは漁師という「第一生産者」だからこそできること。
スーパーや魚屋ですら翌日以降もしくは冷凍品を解凍して陳列しておりますが当店では最短翌日にお届けが可能です。鮮魚はやはり「鮮度が命」天候や潮の流れで帰港時間や配送時間が日々異なりますが、その分どれだけ「鮮度の良い状態」で「どれだけ早く」お届けできるかを一番に考え配送しております。
最短例)
pm21時に注文
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am2時に出港
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am10時に帰港
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その後、適正に処理し
午前中のうちにヤマトさんで発送
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近隣県だと翌日amに到着
(東北、九州など岡山県から遠い地域は
翌々日になります。※関東は翌日pm着)
「食べたい」と思えば新鮮なタコが
翌日届いて生で食べられるのは当店だけ^^
※漁獲量/気候などでお待たせする事も有り
気軽にご相談、お問い合わせください
熟練したタコ専門漁師プロの技
タコ漁を始めて十数年です。
他の魚は何も捕りませんがタコだけとは毎日向き合っています。タコの調子や状態の理解力は誰よりもあります。
そんな「タコのプロ」が見極めてお客様に一番状態の良い物をお届けします。
もし、その日の漁獲した中に良いタコが居ない場合、出荷はしません。
「どんなタコでもいいよ~」というお客様は恐れ入りますが当店のタコは売れません。
この熱い情熱を受けた七福丸のタコが食べたいと言われるお客様には喜んでご注文を承りますのでお待ちいただければと思います。
また「プロ」の目から見て出荷OKだったタコはその後「神経締め」「活き締め」を行います。
昔は「氷締め」が主流でしたが冷たい氷の中にタコを入れると身がキュッとなって食感が硬くなってしまします。そのため当店では上記の方法をとっています。この方法の利点は急所を一気に突くので「一瞬で新鮮なまま締める」ことができるのです。
この「神経締め」「活き締め」も誰でも出来るわけではなく習得には何ヶ月何年もかかりました。動き回るタコの小さな急所を一発で狙うのは見応えがありますよ^^ぜひInstagramがリンクにありますので動画ご覧下さいね!これが鮮度の秘密です^^
恵まれた瀬戸内海
島々に囲まれた瀬戸内海は潮の流れが速いです。そこで育ったタコは潮の流れに逆らおうと踏ん張ることで、「立って歩く」と言われるほど、足が太く身がしまっているのが特徴です。
また、タコはカニや貝が大好物で瀬戸内海のワタリガニやエビなどを食べているため身がほのかに甘く、プリプリコリコリとした歯ごたえと共に楽しめます。「グルメなタコ」ですよね^^
瀬戸内海の美しい海を守るためにも、環境にも配慮しています。
小さいタコに関しては逃したり、たこのみを取れる蛸壺漁法で海を汚したり、壊したりせず、海にも他の魚介類にも影響が出ないようにしています。
伝統の蛸壺漁
タコは、体を保護する固い殻などを持っておらず、身を守るため普通、海底の沈み磯(岩場)の中に潜み、潮がゆるくなる時間帯を見計らい岩場から出てきては砂地などでイシガニや小魚、貝などを短時間で捕獲するが、潮が変わると慌てて住処に戻ろうとする。
隠れる場所の少ない砂地はタコにとって危険地帯であり、ときにマダイなどの餌になることも多く、そこに絶好の隠れ場所があればタコはこれ幸いと入ってくる。
海底から蛸壺を引き上げる際も、壺から逃げるタコは滅多におらず、壺の中でじっとしている。これが蛸壺漁の原理である。引き上げた蛸壺からタコを力ずくで引き出すことは難しいが、塩もしくは濃い塩水をかけるとタコが自ら蛸壺から這い出てくるので、これを捕らえる。
蛸壺漁は非効率であるため現在はほとんど行われておらず、蛸壺発祥の地といわれる明石でも蛸壺専門の漁師はたった2人といわれる。通常の漁法である網漁ではタコの体が傷付き傷みやすいため、蛸壺で捕獲されたタコは「幻のタコ」と珍重され、地元の料亭、割烹などに人気があり、市場には出回らないといわれる。(Wikipedia参照)