国内の養蜂は明治以降輸入された「西洋蜜蜂」によるものが一般的です。「日本蜜蜂」のハチミツは国産ハチミツの10%以下、つまり国内全消費量の1%以下といわれております。生産量が少なく「幻の蜜」といわれるほど希少で、あまり市販させることがありません。また日本蜜蜂は同じ花に集中せず、四季折々色々な花からミツを集めるためそのミツの名を「百花蜜(ひゃっかみつ)」ともよびます。
非加熱にこだわる徹底した管理で栄養素を壊さず上質なはちみつをお届けいたします。ハチミツは「大量生産化」すると蜜蜂が熟成させるまで待たずに採取し、人工的に加熱することで糖度を上げるそうです。また結晶し固まったものを瓶詰しやすくするために加熱することもあると聞きます。しかし、これではハチミツ特有の「活性ビタミン類」「酵素」「ミネラル類」が壊れてしまいハチミツに期待する栄養素が失われてしまいます。
私が採取する「日本蜜蜂」のハチミツは、蜜蜂が時間を掛けて熟成させたハチミツしか採りません。
日本蜜蜂は縄文時代より生き残ってきた野生種です。種々の花蜜、花粉を集めますので巣箱1箱ずつ味、香、色が異なり同じものは2つと有りません。桃、葡萄、梅、柿の産地、菜の花畑などなど山梨の風土の味です。次に食べるのはどのような蜜のハチミツなのか楽しんでご賞味ください。