生産と消費をつなぐ
世の中の様々な問題は、突き詰めると顔が見えない関係だからこそ起こっている問題だと感じています。
農作物を収穫して終わりではなく、食べてくれる人とのつながりを大切に、美味しい食べ方や調理方法なども一緒に紹介しています。
自然栽培
農薬・除草剤・化学肥料不使用の自然栽培で、環境にも人にも優しい栽培を、次世代につなげていけるような生き方を実践しています。
百姓×発酵
農家という言葉ではなく《百姓》という言葉にこだわっているのは、職業としてではなく、生き方として農と向き合いたいからです。
そう考えるようになったキッカケでもある3.11以降、原発や放射能汚染の問題など、様々な反対運動を見て感じたのは、何かを否定することにパワーを使うよりは、みんなが楽しめる活動を広げていきたいということでした。
そこで原爆症にも効果があったとされる“味噌”を手作りする家庭を増やしたい!という小さな活動からスタートし、そこから日本の伝統食とも深いつながりのある《発酵》を軸に、料理教室を開催するようになりました。
そんな原点でもある味噌づくり教室を、遂に自家栽培した大豆で開催することもできました!
農と食のつながり、作り手と食べ手のつながり、人と人のつながりは、生きることそのものです。
《百姓×発酵》には、そんな思いがつまっています。