あわせ買い対象
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| 内容 |
熊本県産 稲の品種「にこまる」 玄米5kg
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重量・ 容量 |
約5kg
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| 発送 |
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| 種別 |
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| 産地 |
熊本県
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賞味期限 / 保存方法
発送から90日間
夏の酷暑の間は、冷蔵保存でお願いします。
商品説明
1.栽培期間中農薬不使用
一切の農薬を使いません。一般的には、農薬は稲の生育を脅かす①雑草、②病気、③害虫に対して使用されます。
①雑草はタニシ(ここではジャンボタニシではなくて、マルタニシ)が食べてくれますので除草剤が必要ありません。タニシは夏は田んぼの水の中で成長し、冬は土の中で冬眠します。一番注意が必要なのが、田植え直後の苗(稚苗)です。タニシが水に浮いて葉先の柔らかいところを食べないようにするために、田んぼに高い低いがないように水平に地盤を整え、水張りはできるだけ少なくします。タニシは稲が大きくなると食べることができなくなりますので、出てきた雑草の芽を食べてくれます。
②病気はイモチ病です。稲の葉っぱの一部が茶色または黒くなります。これには消石灰を散布して対応します。消石灰は水に溶けると強アルカリ性となり強い殺菌作用を示します。夏の朝、稲の葉っぱについた露に消石灰を散布することで強アルカリがイモチ病を殺菌します。予防用の散布は不要で、イモチ病発生後に散布すると1週間くらいで黒い斑点は消えてしまいます。
③害虫はウンカです。台風とともにやってくるウンカの退治方法をまだ発見していません。ウンカは稲の根元に巣食っており、その被害は限定的です(坪枯れ)ので、刈り取ってしまい他の場所へ移らないようにします。
2.清流で育つ稲
日本の名水百選に選ばれた菊池渓谷の澄んだ清流を使っています。江戸時代に造営された「原井手(はるいで)」と呼ばれる水路が、菊池渓谷から直接田んぼまで、台地の尾根をつたって清流を運んできます。この水路は、九州唯一の「井手下り」として、菊池市の新アトラクション IDEBENTURE(イデベンチャー)の舞台となっています。
3.米つくりは、土つくり
農業は結局は土つくりです。晩秋の刈り取りが終わって裁断された稲わらの上にトラクターでけん引する堆肥散布機械(マニアスプレッダー)で堆肥を散布します。そして、土壌微生物を多様化するフルボ酸液をポンプを使って撒きます。稲は、土壌微生物が堆肥を食べて排出した分泌物を吸収して育ちます。緑肥として、ヘアリーベッチを活用することもあります。化学肥料は一切使いません。すべて有機肥料を使います。これが、コクのある美味しいお米を作っていると思われます。
※玄米を食べる人に朗報
栽培期間中農薬不使用、化学肥料:栽培期間中不使用ですので、玄米食の人には胚芽に溜まりやすいと言われる農薬や化学成分の心配をする必要がありません。