雑柑種の「甘平（かんぺい）」は、「西之香（「清見」×「トロビタオレンジ」）」と「ポンカン」を掛け合わせて育成されました。品種登録は2007年と、デビューしたての新人さんです。
品種登録されたばかりとは言っても、初めに交配されたのは1991年（平成3年）。それから10年以上の歳月を掛けて選抜・育成を重ね、ようやく皆さんの元へお届けできるようになりました。
シャキッとした大粒のプチプチ果肉と食べごたえ満点の「甘平」は、驚異的な甘さで、あの“せとか”にひけを取らない傑作柑橘です。
なめらかで極薄の果皮をした「せとか」が非常に女性らしいとされるのに対し、「甘平」は果皮がややゴツゴツとしていますが、食味は良好で『柑橘類の王様』とも言われます。
皮が薄く、果実を包んでいる袋が薄いため手で皮をむきやすく、種も殆ど無いのでお子様でも簡単に食べることができます。また、果肉がギッシリと詰まっており、プチプチとした食感を楽しめ、酸が少ないので甘さを強く感じられます。
食味に優れる「甘平」ですが、夏場に大きく成長した際に、皮が薄いので成長途中で皮が耐え切れずに破裂してしまう（裂果）ことがよくあります。栽培がとても難し柑橘です。
この冬は、愛媛オリジナル品種の「甘平」をぜひ味わってみてください。

3ｋ箱になります。
除草剤は使用していません。
万田酵素を散布しています。

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