健康な鶏からは安全な卵が産まれてくるという原点を追究しました。100%遺伝子組み換えではない国産の飼料を自分たちの手で丁寧に自家配合した餌を食べています。国産の卵のほとんどは輸入飼料に頼らざるを得ません。その方が、効率的で安いからです。
しかし、Agricolaでは健康な鶏を育てるべく、遺伝子組み換えの作物の作付けが禁止されている国産にこだわり、輸送のためにCO2を撒き散らさないために輸入飼料は一切使っていません。
平飼いは走り回れる環境で、オーガニックエッグは外に出られて放し飼いができる環境で育てています。狭いケージの中で過ごす鶏たちは全体の95%を占めていると言われており、カルフォルニア州をはじめ世界各国ではケージが禁止されている国が増えてきています。日本でもアニマルウェルフェアの観点から平飼いの割合が増えてはいますが、その数はわずか5%程度しかありません。ちなみに、アニマルウェルフェアとは以下のようなことです。
1、飢えと渇きからの自由
2、肉体的苦痛と不快からの自由
3、外傷や疾病からの自由
4、恐怖や不安からの自由
5、正常な行動を表現する自由
少しづつ、平飼い卵が増えて鶏さんたちが幸せになってくれるいいですね。
Agricolaでは持続可能な社会の実現のための取り組みを行っています。SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。そもそもどう発音するかというと、SDGs(エス・ディー・ジーズ)です。時々エス・ディー・ジー・エスと読まれる方がいらっしゃるのですが、最後はGoals(ゴールズ)の略です。
SDGsは2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。もちろん、日本も批准してますよ。
Agricolaの取り組みは以下の通りです。
1.貧困をなくそう
3.すべての人に健康と福祉を
8.働きがいも経済成長も
以上のことは障害者就労を通して行っていることです。
Agricolaで作られた卵や野菜の収益はすべて、障害を抱えながらもAgricolaで働く方々の給料になります。
とても良い形でのお金の循環ができていると思っています。