当農園では、ナギナタガヤによる草生栽培を導入しています。草生栽培とは、雑草を管理する際に、除草剤を沢山撒くのではなく、「良い雑草」を人工的に生やして他の雑草を抑制する栽培方法です。みかんの収穫期前に自然倒伏したナギナタガヤはそのまま有機肥料になりますし、深く張った根は土壌流出も防いでくれます。
高糖度ミカンの品種は隔年結果性が強く毎年着果させる事が困難な性質を持っています。隔年交互結実栽培によって、成らせる樹と休ませる樹を強制的に作って、高品質な果実を生産します。
11~12月に収穫した大津四号は1つ1つ手作業で貯蔵庫の木箱に寝かせて、翌年1~2月に出荷します。出荷時期もしっかりと自分の目で見極め、糖度と酸度のバランスが絶妙なみかんを作ります。