2024年は、食べチョクのお客様に沢山の商品を買っていただいて
とても恵まれた幸せな年でした。
ありがとうございました。
感謝感謝の素晴らしい一年となりました。
さて、つきほし果樹こと私は、
12月の作業はすっかり雪に埋もれたぶどう畑で、
粛々とせんてい作業を進めておりました。
先日は、福島の梨と桃農家の紺野さんのところで、
植物ホルモンを活かす剪定方法について学んできました。※写真4枚目
今回は梨の剪定の勉強会でしたが、
ぶどうにも選定にも学びを活かすことはできます。
植物の力を感じて、デラウェア最後の1本の剪定をしてきました。
長梢剪定(ぶどうの仕立て方の一つ)も4年目となり、
昨年の結果として枝の強さを見極めながら
残す枝と長さを調節していきます。
私達のハウスは、2枚目の写真を見て頂くと分かるように、
赤さびでボロボロの状態です。
50年前に父が建てた割と高齢のハウスなのです。
また、枝が棚の上に残っているとその上に雪が積もり
大変な重さが棚にかかることになります。
大雪がこの枝全体に降り積もってしまうと、
ハウスの棚もぶどうの樹もめちゃくちゃに潰れてしまう可能性があります。
ですので、大雪になる前にざっとでも剪定を終わらすことが
棚(ハウス)とぶどうの樹を守る大切な仕事になります。
3枚目の写真は、剪定後で枝がすっきりしているのがわかると思います。
また、この剪定という仕事は、
来年のぶどうの成りを調節する大切な役目を担っております。
今年の樹は、一部ですが強い枝が見られました。
剪定が強かった結果です。
強すぎる枝には良い実がになりません。
枝は、美味しい実をつけることよりも枝が伸びることを選んでしまうのです。
今年の剪定も強いかも。。。と思う部分がありましたが、そこは、誘引で調整していきたいと思います。
専門的なことを書いてもお客さまには伝わりにくいと思いますが、
私達農家が植物の力や土、環境を理解してこそ
美味しい果物を毎年届けることができると思って、
まだまだ学び続けていきたいと思います。
2025年も皆様に喜んで頂ける果物作りを目指してまいりますので、
どうぞご愛顧の程宜しくお願い申し上げます。
それでは、良いお年をお迎えください。
心より感謝をこめて。