風の谷のFARMの投稿一覧

私たちが住む集落周辺もだいぶ紅葉が進み、もみじやかえでが色付き鮮やかな景色となってきています。
集落には守り神のようにまん丸に黄色く色づく大きなイチョウの木があり、「集落の名所にしよう！」ということで去年からライトアップをするようになりました！

そのイチョウの木は「満月イチョウ」という名前がついているのですが、ライトアップの時に近所の仲間たちとちょっとした飲食出店をすることになりました。

何を出すのが良いか色々と考えて試作し作ったのが、「お月見ぜんざい」。

肌寒くなる時間帯に気軽に食べていける温かい汁物といえばお汁粉やぜんざいではないかと思い、満月イチョウの下でお月見することをイメージして考え作りました！

こちらのぜんざいには、ゆであずきの他に牛乳が入っています。さらには、お月見に見立てた皆さんご存知の雪見だいふくアイスを入れました。

そこにすだち果汁を入れて仕上げています。
アイスとあずきと牛乳のマイルドな味わいにすだちの酸味がアクセントになりとっても良い感じできました！

あんことすだち
乳製品とすだち

とっても相性が良いですので、皆様も是非ご賞味ください。

すだちは緑の時期を過ぎると黄色くなり、そこからオレンジ色に変化していきます。
このオレンジ色に変化したすだちは、夏の間に出ている緑のものとは違い、鋭い酸味がマイルドになり、果皮が柔らかくなり果汁を多く含むようになるためたくさん搾る事ができるになります。
瓶に果汁を搾り冷蔵保存すれば、３ヶ月以上、冷凍すると半年くらいは保存が効きます。

地元徳島では、この完熟すだちを使って加工用として、果汁を搾りお酢の代わりに使ったり、蓋つきの瓶に入れて塩に漬け込み薬味として使ったりと日常でふだん使いとして使われる市場にはあまり出回らない産地ならではなものになります。

今週中ぐらいから販売できるようになります。
産地限定の「きなり完熟すだち」少し甘さすら感じるような優しい風味をよろしければぜひご堪能ください！

①果皮の表面が湿っていると痛みやすくなるので、まずはキッチンタオルなどですだちの表面の水分を拭き取ります。

②お付けしたポリエチレンの袋はすだちの劣化を防ぐ重要な素材です。同封させていただいたポリ袋を使用し冷蔵保存します。
理想の温度が７〜８度ぐらいが劣化しにくく、かつすぐ使える温度になります。
一般的な冷蔵庫ですと、野菜室がその温度に近いので保存するのが適切かと思います。(冷蔵庫による)

③
１月以内に使用し、それでも使いきれない場合などは、果汁としてを搾って保存しておくと冷蔵で３ヶ月以上、冷凍だとさらに長く保存できます。
お試しくださいませ。