【第二弾】おいしいたまごの秘密【卵牧場サンファームひなたまこっこ】
2022/06/06

こんにちは!
卵牧場サンファームひなたまこっこ、新入社員のReiです☻
おいしいたまごの秘密第一弾はお楽しみいただけましたか?


第一弾は、たまごを産む母鶏が食べる「エサ」や「水」についてお伝えしました。
詳細は前回ブログにて公開しておりますので、
まだご覧になってない方はぜひ前回の第一弾をご覧ください!
前回の記事はこちらから↓
https://www.tabechoku.com/communication/posts/491638


たまごを生産するためにどんな施設やシステムがあるのか、
どんな環境でヒナや鶏たちが過ごしているのか気になりませんか?
第二弾は、サンファームの農場施設についてお伝えしていきます。



●株式会社サンファーム豊野農場●

熊本県の豊野町にあり、17ha(東京ドーム3個分?!)の広さを誇るサンファーム豊野農場は、
ヒナ舎や育成舎、成鶏舎が並び鶏フン堆肥場、GPセンター、飼料配合施設が点在しています。

日当たりのいい丘の上にあり、春先には菜の花や藤、秋には紅葉もみられる自然豊かな場所です。

また農場内の除草は、環境汚染防止のためスタッフが除草作業を行っています。


●農場入り口●

農場前には大きなゲートがあります。
鳥インフルエンザなどの防疫の為、簡単には農場に入れない仕組みになっています。
車両は消毒液を噴霧し、農場内に入る人は白衣に着替え、専用の長靴に履き替え、手指の消毒を済ませ、念入りに防疫対策を行うことで、ようやくゲートが開き入場できます。


●施設環境●

みなさんはヒナ、鶏それぞれの体温を知っていますか?

ヒナの体温はおよそ39~40℃、鶏の体温は私たちより高いおよそ41℃です。

ヒナ舎・育成舎・成鶏舎ではそれぞれの体温に合わせて、
鶏舎内の温度を調整しています。
特に、うまれたばかりのヒナは自分で体温を調整する力が弱いので、
温度と湿度の管理がとても大切になっています!

温かい環境が必要なヒナ舎では暖房を入れ、
気温が高くなる夏場の成鶏舎では、細霧機や送風機を使用して温度を下げて、
それぞれに適した環境を整えています。

そのような設備をひとつひとつ点検して、天候を見て、エサの分量や鶏舎内温度を決めている!
…残念ながら、というわけではありません。

会長や社長は、ヒナの鳴き声を聞いてエサが欲しいと鳴いていることが分かるとおっしゃいますが、
わたしたち新入社員が分かるには何十年かかるのか分からない経験と技術が必要です。
そのため当社では、元気に安心安全でおいしいたまごを鶏に生んでもらうためにも、
エサや水分量・温度などの多くの情報をデータ化しています。
グラフや数値としてデータ化することによって、誰が見てもわかりやすく、
問題点の早期発見や機械の不具合などにすぐ対処することができるようになっています。
初期費用は決して安いものではありませんが、
鶏たちに快適な環境で過ごしてもらうためには必要不可欠な設備であると考えています。


●鶏舎システム●

成鶏舎内は窓から太陽光や風が入り、とても明るく風通しが良くなっています。

成鶏舎は高床開放式の二階建て、
ケージは二階、フンは一階へと落ちていく仕組みになっています。
たまごを産む鶏のケージはAラインシステムを採用してあり、
ひな壇式にカゴが3段重ねられています。
ひな壇式になっていることで、
フンが下の段の鶏にかからず一階に落ち、衛生的に飼育することができています。


●GPセンター●

農場内にあるGPセンター(グレーディング・アンド・パッキングセンター)では、
たまごの選別、梱包を行っています。

たまごは各鶏舎から、集卵ベルトで運ばれることで人の手に触れることなく衛生的に出荷しています。

また、傷や汚れ、大きさなどを機械と人の目で検査をしています。
それらの検査を通って、安心安全なたまごを
その日のうちにパッキングや箱詰めしています。



第二弾は、以上になります!
おいしいたまごをお届けするための農場施設、知っていただけたでしょうか?
ヒナから育て、エサや環境にもこだわりを持ってたまごを生産しています。少しでも多くの方に安心安全なたまごと笑顔をお届けできるよう、これからも頑張って参ります!


最後まで閲覧いただきありがとうございました!

ご注文を心よりお待ちしております。

卵牧場サンファームひなたまこっこ

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