"純恋花"4本立ちスタンダード仕立て、贈答自宅兼用

【品種】
品種名：純恋花（じゅんれんか）
淡いピンク。
12月中旬開花予定。
耐病性があり病気に強い。
花付き、開花の揃い共に良く、商品性は高いです。
花一つのサイズは中輪で、一輪一輪が密着して咲くところに見ごたえがあります。

スタンダード仕立ての場合、この品種は花が上を向いて咲く傾向にあるので、正面を向くように花組みしてからお送りします。
一輪一輪の隙間が無く、ギッシリ詰まった状態で咲くのでできる事です。
花組みのBefore,afterは生産者しか見れませんが、これをやるとやらないのとでは格段に見た目が違いますので楽しみにしてください！


【置き場所】
シンビジウムは寒い環境が得意なので、3度くらいの低温環境でも生きます。
長く鑑賞するためには暖房の効いている部屋には置かないようにします。
寒い玄関で皆様と共に来客を出迎えてくれます。

【水やり】
一週間に一回、コップ一杯300ccくらいの水で大丈夫です。
鉢の底には穴が開いていますので、受け皿をしてから水やりをおすすめします。
寒く、光の少ない環境では少ない水で生きられます。
温室にて開花させる時は、夜間の加温、十分な太陽光、晴れた日の水やりをしています。

【栽培のこだわり】
・開花について
花を咲かせる時には、水と温度（昼、夜）が必要になります。
開花が遅い場合、夜温を上げる（約18℃まで）場合もありますが、当園では4段サーモを使い極力低温（夜温10～15℃）でゆっくり開花させることで花もちが良くなっているようです。
ご購入いただいた個人のお客様や販売店様からは、花もちが良くて嬉しいと評価をいただいています。

・鉢サイズについて
6.3号内容器という鉢を使っています。
6号鉢よりも少し大きく、7号鉢よりも小ぶりに作り、郵送できるサイズ感を目指して栽培しています。

・スタンダード仕立て用のプラ鉢について
当園では、生産段階で使っている鉢のままではなく、新品のプラ鉢を装着してお届けします。
花がキレイなら鉢もキレイでないと。
そう思っています。

3年という年月をかけて花を咲かせます。
最後はお客様の下で有終の美を飾ってほしいと願っています。

【産地の特徴】
愛知県はシンビジウムの産地です。
私の居る豊田市は県内でも生産者の多い地域ですが、私が最年少です。
東海地方に目をやると、大きく作る大先輩、極端に小さく作る先輩、蘭科植物のマニアックな種類を生産する方々など、ジャンルは多岐に亘ります。