あわせ買い対象
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| 内容 |
石川県産 旭大和西瓜Mサイズ(5~6㎏)
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重量・ 容量 |
約5kg
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日本郵便
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送料
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¥
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クール便(冷蔵)
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+
¥
360
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数量1点ごとに送料が発生します。
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| 種別 |
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| 産地 |
石川県
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商品説明
味 #品種の特徴
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昔の農家さんはみんな自家採種していました。
好みの株や果実から良い種を残し、その地域の風土や気候に合わせて固定化されていきました。
そんな固定種時代のスイカに大革命を起こした品種、それがこの「旭大和」。
昭和8年に選抜・固定された旭大和は、糖度が高くて玉の揃いがよく、蔓割れ病に強くて収量が高いと好評でしたが、皮が薄いため割れやすく長距離の輸送ができないために、戦後の大量流通市場からは姿を消していきました。
しかしその抜群の美味しさからF1種(一代交配種)の片親として用いられ、現在のスイカ品種のほとんどがこの「旭大和」の血を引いていると言われています。
・割れやすくなっておりますので、取り扱いには十分にご注意願います。
・生育の過程で果肉に亀裂が入っている(空洞果)ものもございますが、品質には問題ありませんので、ブロックカット等でお召し上がり下さい。
栽培・生産のこだわり
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一般的に市場に出回るスイカは、糖度が11度以上であることが出荷基準の一つ。
旭大和の糖度は10度前後と決して高くはありませんが、「程よくやさしい甘さ」と「濃厚な味」が特徴。
「スイカは糖度が生命」なんて言葉も良く聞きますが、そんな常識を覆すスイカです。
スイカは連作障害の出やすい野菜の代表であり、「自根で育てると5~6年連作を嫌う」と言われます。
一般的には、まずは徹底的な土壌消毒に始まり、カボチャやユウガオの接木苗を使用。その後何度も消毒を行い、それでも病気に悩まされながら栽培されています。
スイカの産地に移住し地元農家さんのお手伝いをさせて頂く中で、スイカの自然栽培がどれほど無謀な挑戦であるかを知ることができ、対策すべき点を明確にしながら毎年工夫と挑戦を重ねております。
オズランドの旭大和は、自根で連作を続けている自家採種の種。
草や虫、微生物にいたるまで敵として闘うのではなく、共に生き、共に栄えて行こうとの「共生」「共栄」の自然栽培の哲学が、少しは実践できているご褒美を頂いてるのかも知れません。