あら川の桃【硬い桃】桃夭 小箱(1.7kg)

桃夭(とうよう)とは

硬く高糖度で人気のある晩生桃、川中島白桃の実生から誕生した比較的新しい早生の硬質桃です。

外皮はベルベットのような独特な手触りをもつ鮮やかで濃淡個体差のあるピンク系。
それとは対照的に、中は着色はほぼなく真っ白な果肉。
ゴム質で弾力があるのに食感はシャキシャキ軽く、かむ度に果汁があふれてきます。
綺麗なまん丸の形の実は少なく、横に長かったり、ハートのように膨らんでいたり、多少の凸凹があったり…
そんな個性的な果形も桃夭のチャームポイントです。


収穫から時間が経つと多少柔らかくなる個体もありますが、一般的な桃のように汁がしたたるような柔らかい果肉にはなりません。
硬質桃として大人気のワッサー系と似たような食味です。
当農園にある早生ワッサーと比較すると
大きさ：桃夭150〜200g程度、早生ワッサー300g前後
硬さ：若干ワッサーの方が硬い…かな？
香り：桃夭の方が若干甘い香りがする…かな？
※青果物なので個体差があります
※同時期に収穫・食べ比べが出来ないので、あくまで個人的な体感です

苗木屋さんは日持ち抜群！と全面に押していますが、あくまで青果物なので到着から3日以内を目安にお召し上がりください。

保存について

初夏から晩夏にかけて旬を迎える桃は冷気が苦手です。
冷蔵庫などの冷気に当たると実が萎びやすく劣化も早まりまるため、当農園では全ての桃を常温で発送をしています。
商品が到着しましたら桃の保護のために上に載せてあるウレタンを外し、風通しのよい涼しい屋内で保管をお願いします。

お召し上がり方

皮を流水で擦り洗いして産毛を落とし
果物が好きな我が子は丸かじり、普段桃の皮は絶対に剥く派の私も皮付きのままくし切りに捻り切って食べています。
実離れはせずに皮も手で剥けるようなタイプではないので、皮ごと召し上がっても柔らかい桃ほどの違和感がありません。
気になる方は皮を剥いてお召し上がりください。皮剥きの手応えは林檎のような感覚です。

冷たい桃を召し上がりたい場合でも、冷やしすぎると芳香や甘味が感じにくくなります。
冷やす場合は召し上がる直前の30分から1時間だけ！がお勧めです。
（桃農家は結構みんな常温のまま食べています笑）