ツバメと茶畑

愛知県 岡崎市中金町

ツバメと茶畑

 春が来るとやって来て、冬が来る前に旅に出るあのツバメのように、季節ごとに一品目のお茶を少量製造しています。
夏秋は水出し茶、晩秋冬は水出し茶とほうじ茶を作っています。
 農薬と肥料不使用は当たり前、さらに除草剤を使用しないという徹底した、自然と共に暮らす土づくりの自然農法を、両親と娘で守っています
 片麻岩地質のミネラル地下水と、寒暖差がある土地柄のおかげで、濃い味の茶が育ち、祖父母の代より約80年茶づくりが続いています

わたしたちのこだわり

ここは土と植物と生き物から借りている場所~除草剤を使用しないこと

ここは土と植物と生き物から借りている場所~除草剤を使用しないこと

山や森の中を歩いたことはありますか
山や森の中は、たくさんの草花が一緒に生えています

この茶畑も、山や森の地続きで
風に乗って、草花の種が飛んできて
茶畑の間からひょっこりたくさんの種類の草花が「こんにちは」

ここは生えてこないで!ではなくて
芽吹きの季節ですね、お茶摘み前までどうぞごゆるりと
という感じです

春~秋にかけては、山野草が背を伸ばして育ちますから、こちらは軍手をはめてカマを持って、茶の木を覆いすぎない程度に草引きをします

自然と自然に茶の木も、山野草も、そして小さな生き物も心地よく育っています

茶の木が育ちたいように~肥料は太陽と冬の山野草です

茶の木が育ちたいように~肥料は太陽と冬の山野草です

肥料を使用しない栽培で、およそ20年が経ちました
肥料をすれば大きく育つのは、茶の木も野菜と同じです
新芽の季節、お茶の木はどこから芽吹く力をもらっているのでしょうか

茶の木はたっぷりと日を浴びています
露地栽培とも言われ、覆いをせずに育ちます

また、自力で根を強く強く伸ばし
ミネラル豊富な地下水を吸い上げます

芽吹きの季節が来ると
葉は大きくなりすぎることはなく
ほどよく育ち 本来の葉の姿を見せます

それが
この茶畑だけの
味や香りの個性となっていきます

今年の味は今年だけの味~樹木はゆらぐ

今年の味は今年だけの味~樹木はゆらぐ

7月になってから雨が続きますね
今年のように
雨が多かったり、逆に水不足がニュースになるほどお天気が続く年もあり、春がおそい、早いもあります

 お茶は、「樹木」なのでどんなときもずっとそこにいるわけなので、気候の変化は味に色に現れるものです
 もし肥料をしていたら、それも均一になるし、この味こそ!という育て方もあります

「自然界に直線はないんだよ」
これはわたしの好きな言葉です

 毎年ちょっと違う、そんな茶のゆらぎ味、ゆらぎ色を受け取ってみてください
 

小さい茶農家だからできることをする

小さい茶農家だからできることをする

この茶畑は約120年前にさかのぼります
畑や桑畑を経て、昭和になってからは地域の人たちと茶づくりが始まりました
我が家は3代続く茶の生産のみをする茶農家でした
茶農家が作り→茶園が買い取り→ブレンド(合組)して→お客様に届けるというスタイルが長かったのですが、シングルオリジンティーという、自園のみのブレンドしないお茶を届けてみたいと、今年屋号を一新して小売りを始めました
「黄金水色でタンニンが強い味わい」で祖父から聞いた話では、ブレンドする茶師さんが、煎茶を喜んで買ってくれたと聞きました

自然栽培農法は150年前の人たちは、普通にしていた事なので、私も父も
正直にまっすぐにお茶を育てています

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