甘夏みかんは昭和の初めに大分県津久見市の川野さんという方の果樹園で発見されました。正式な品種名は甘夏ではなく【川野夏橙(なつだいだい)】と言います。
甘夏は品種改良で生まれたのではなく【枝変わり種】と言って、夏みかんの一部分の枝だけが夏みかんより酸味の少ない実が出来た突然変異で生まれた品種で、「甘い夏みかん」→「甘夏」となった訳です。
当園の甘夏は何十年も農薬・化学肥料を使用せずに栽培しています。(自然栽培歴は約30年)
一般的に出回っている甘夏の多くは通常1月頃に収穫しますが、酸味が強いので貯蔵して酸味を減らしてから3月以降に出荷されます。
当園の甘夏は4月下旬まで収獲せず、樹に実を着けさせたまま完熟させます。実がなっている期間が長い分「樹を傷めやすい」「強風で落果する」などリスクがありますが、貯蔵して出荷したものと比べて酸味がまろやかで、甘さと酸味のバランスがとても良い美味しい甘夏になります。
最近はやりの「甘~いみかん」ではありませんが、グレープフルーツのような爽やかな酸味とさっぱりした甘さががお好みの方にオススメです♪
※農薬・肥料を使用しない自然栽培の為、通常の栽培に比べ大きさのバラつきや見た目が悪い物が多いですので、ご理解の程よろしくお願い致します。
【甘夏の保管について】
甘夏は比較的保存しやすい果物ですが、保存期間が長いと水分が抜けてカスカスになったり、気温が高いと傷んできます。届きましたら冷暗所で保管頂き、なるべく早めにお召し上がり下さい。【お召し上がり方】
甘夏の皮は厚く、中の袋も硬いので皮をむいてから袋も取り除く必要があります。スーパーやホームセンターで売っている皮むき器を使用すると便利です。(500円位で買えます。)
やはりそのまま食べるのがおすすめ!ヨーグルトやサラダにも良く合います。
自然栽培なので、マーマレードも安心して作ることが出来ますよ♪(オレンジに比べ苦みが強いので多めに「ゆでこぼし」する事をおすすめします。)
一番最後の画像は「カルティエカット」というケーキの飾りなどに柑橘を使用する時に使う切り方です。この切り方だと見た目がとてもきれいです。
この切り方の案内を同梱致しますので、宜しければお試しください!
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