まったく農業を知らない夫婦二人で始めたとっても小さな農園は、農業を始める前は共に青年海外協力隊として南米のボリビアに行き、主に村落地域での井戸掘りや、保健指導を行っていました。
そこで目の当たりにした農村での生活習慣や文化の違い、また共に協働しながら活動するにつれ、真の生活の豊かさ、助け合う精神、家族愛を実感し、今後の私たちの生き方を大きく変える出来事になりました。
そして、日本に帰国し農業を始めようと思い立ち、茨城県の先進農家で1年半の農業研修をし、2012年に園主の地元である茨城県下妻市で新規就農しました。
農園名の「パチャママ」は南米アンデスの現地語で「母なる大地」を意味する言葉で、現地の先住民たちが昔から信仰している豊穣を司る大地の神です。
農園のある下妻は首都圏から60キロ圏に位置し、緑と水に囲まれた田園都市です。
中央に砂沼、東に小貝川、西に鬼怒川と水資源の豊かな土地で、農薬、化学肥料、除草剤を使用せず自然と寄り添いながらお野菜を栽培しております。