20歳から父親の船を引き継ぎ底引き網漁を始めました。
山をたてて潮を覚え、夏はエビ、冬はイカやカレイを獲っています。しかし年々漁獲量が減っていき、獲れていた魚も獲れなくなってきて、父親の時代と比べたら、海も随分変わってきたように感じています。
何とか食いつなげようと、自分で試行錯誤して作った道具で一本釣りを始ました。タイ、アジ、メバルなど旬の魚を狙い、獲れた魚はその場で活き〆を行います。四年前からは潜水士の資格を取って、潜水業を始めました。水深10m程潜り冬はナマコやサザエを獲っています。
今では季節によって、漁を切り替えて行っているため、その時期の旬の魚だけを獲っています。
私の地域では高齢化が進み、漁師が減ってきています。後の後世の人が漁師をやりたい!と思えるよう海を守り引き継いでいくためにも頑張りますので、よろしくお願いします。