2003年より特別栽培で取り組んでいます。
お米は食べる頻度が多いと思いますので、少しでも身体に優しく、そして作る上で自然にも優しく在りたい。
先代の想いを受け継ぎ、これからも取り組み続けていきます。
いい苗を育てるために、先ずは種を塩水選にかけます。
比重の軽い種を浮かせて取り除くためですが、通常より塩分濃度を濃くしてそれでも沈むいい種を使用しています。
育苗は節が短く茎も太く徒長にならず、根巻が良くて養分を吸うための毛細根が多くなるような苗作りを心がけています。
温度管理や水加減に気を遣うのはもちろん、ローラーで稲を踏むことでストレスをかけています。
踏むことにより、太く短く葉も茎も硬さが出てきます。
いいお米はいい苗から
いい苗はいい種から
シンプルに作物の良さを引き出すお手伝いをしています。
お米を作るうえで必要不可欠な水。
代かきから落水までは約4ヶ月間。
当園が使用しているのが、この稲田ダムの水です。
農園から車でわずか2分のところにあります。
深川市音江町稲田は雪が多い地域ですが、その雪解け水と上流からの湧き水や雨水。
混じり気がなく雨の後でも濁ることなく透き通っています。
山の麓ならではの、ちょっとした特権。
そんな綺麗な水ですくすく育ったお米です。