1. 完全露地育苗:種まき後、露地の苗代に並べ、自然に芽が出るのを待ちます。加温をしないので不揃いにゆっくり発芽します。
2. 半不耕起:田を起こすのは、数センチ。イネの根は固い土を突き破って、力いっぱい伸びようとするので、柔らかい土で育つのに比べて、根っこが頑丈に育ちます。
3. 深水管理:田植えは、短い苗を1~2本で、少なく植え、水を深くして管理します。水を深くすることで圧力がかかり、頑張らないと育たてない、厳しい環境になります。イネは頑張ります。
1. 稲刈り後:秋にもみ殻と米ぬかの散布。もみ殻や米ぬかをまくと、土が柔らかく、あたたかくなります。
2.、春:落ち葉等土着菌を米ぬかで発酵培養した「種ぼかし」を、田んぼに撒きます。田の中の微生物が爆発的に増えます。
3. 田植え後に、米ぬかを散布します。微生物を増やす効果と除草効果があります。土がヌルヌルになり、土をあたたかく保ちます。
微生物が田んぼの中で増えると、それを食べようと、ヤゴやオタマジャクシ、虫やタニシが増えます。それを食べようと、ノガモなど鳥がやってきて・・・。食物連鎖が観察できる田んぼです。
夏 : イネは、株を増やします。
一株で18本から25本程度で育てます。
少ない株は、一本一本が伸び伸び成長でき、米の粒も大きく育ちます。
秋 : 稲刈りは、米粒の水分が平均で20%~18%のころに行います。
米の水分が高い状態は、果実で言えば「実が青い」状態です。米の水分が、適度に下がってくると「しっかり熟した状態」になります。田の中で、十分に熟したイネを刈り取ります。
精米:米の温度が上がらないように、循環型の精米機で精米しています。発送の直前に精米したお米をお届けします。一年を通して精米、発送をしております。
選別:石抜き機、色彩選別機、に通しています。より粒のそろったお米をお届けします。
真空パック:1Kg・2Kgは、真空チャックパックを使っています。5Kg・その他のサイズのお米は真空パックでお届けします。
真空パックは、米の酸化を防ぎ、新鮮さを保ちます。