岡本林檎園の投稿一覧


☆そもそもの始まりは、「毎年、お中元・お歳暮はこれ!」と決めているお客様に作っていた限定品のジュースでした。

毎年、お中元とお歳暮の時期も終盤の頃、電話がかかってくる客様がいらっしゃいます。

かれこれ20年ほどになりますが、そのお客様は、お中元・お歳暮は当園のリンゴジュースと決めています。

毎年、何軒にも送られるので、「毎年同じものでいいのですか?」と、こちらが心配してしまうのですが、「岡本さんのリンゴジュースがいいと、送った先から言われるの!」と…。

そんな言葉をいただくと、こちらも、「今年もできる限り美味しいジュースでお応えしよう!」と、気合が入ります。

☆本当においしいサンフジのジュースは時期が大切。

12月中旬は、贈答用箱詰めの地方発送のピークでもあり、そのお客様のご注文に、最初の頃は、秋に搾ったフジ以外のジュースで間に合わせていたのですが、あるときから、発送が一段落した間隙を縫って、その客様のお歳暮に間に合うよう、必要な分だけフジのジュースを作るようになりました。

それまでは、フジのジュースは、年が明けて時間に余裕ができてから製造していたのですが、このお客様用に作ってみたことで、大事なことに気がつきました。

樹上完熟したフジの収穫時期は11月下旬から12月初旬にかけてですが、収穫したばかりが最も美味しく、酸味と甘みのバランスが絶妙です。
ですから、完熟したフジのジュースは、フレッシュなうちに、できるだけ年内に搾るのがベストだということに。

フジは、日持ちのいいリンゴですが、それでも収穫後は少しずつ食味が変化していきます。保存法方法によって違いはありますが、時間とともに酸味が抜けていきます。
ですから、年が明けて、1月2月に搾るものと12月に搾るものは味が違います。

☆数に限りがあります。

そのお客様以外にも、徐々にお歳暮用の需要が増えてきて、そのために、期間限定、特別のお客様限定、数量限定で私自身が選果したフジのジュースを作っていました。

コロナの影響で、道の駅などでのジュース販売が伸び悩み、その打開策として、食べチョクに出品するようになりましたが、お客様のダイレクトな反応がとても嬉しく、今年はほかのお客様にも味わってほしいという思いが強くなり、少し頑張って多めに作りました。

ラベルも新しくし、「GOKURINGO」ブランドとして、数量限定で食べチョクでも販売させていただくことにしました。
 
当園のリンゴジュースの一割程度の本数なので数に限りがありますが、一度味わって感想などをいただければ嬉しいです。
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やっと梅雨が明けました。今年は観測史上二番目に遅い梅雨明けだそうです。

一昨年は、観測史上最も早く、六月中の梅雨明けでしたが、ここ最近、なんだか気候変動の幅が大きいなと感じているのは私だけではないと思います。 

ご存じの通り、農家は気候との戦いが当たり前、言い方を変えれば、天気の影響にどう対応していくかが日常的に問われる仕事です。

ということは、一年として同じ気候の年はありませんから、毎年何かしらの課題が生まれることになります。

今年はというと、ちょうど開花の頃に寒波が来て、凍害にやられたり、降雹があったりと、シーズンの始まりから嫌な予兆がありました。

そして、梅雨は、例年なら中休みがあって、たまにはお日様が顔をのぞかせてくれるのに、ほとんど毎日のように雨が続き、畑が乾く暇がなくグチャグチャ。

草刈りもままならず、摘果作業もなかなかはかどりません。そこへ来て、雹の傷や凍害によるサビ果を選びながらの摘果作業は、とても時間を取られました。

私が肝に銘じている言葉に『問題は解決を求めて立ち現れてくる』というのがあります。

違う言い方をすると、「問題というのはその人にとっての解決すべき課題」として現れてくるということ。
すでに解決方法を持っている人にとっては課題でも何でもなく、想定内のこととして処理されるだけ。

でも、毎年気候が違うというのは、必ず想定外のことが起きます。そんなときは、今までの経験を思い出し、仮説を立てて行動したり、先輩や、ネットなどの情報を集めたりして対策を考えます。

失敗してもすべて自己責任。だから百姓は面白いとも言えるし、大変だとも言えます。

今年は、その課題が大挙して押し寄せた上に、新型コロナの件で自粛生活を強いられ、未だかって経験したことのない課題だらけの年になりました。

でも、コロナのせいで外出もままならず、時間だけはあったので、かなり余裕を持って対処できたように思います。

「人間万事塞翁が馬」
良いことも、悪いことも長続きしないのが世の常と思えば、今年も、最後には帳尻が合うかもしれません。

「きっと後半は良いことが起こるぞ!!」と信じて。

梅雨が明けた途端に、ピエール・ドゥ・ロンサールが返り咲きはじめ、夏雲の間から差し込む日差しの中で輝き始めました。
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今年の梅雨は長いですね~。

いつもなら梅雨の中休みとか、梅雨の合間の晴れとか、時々は晴れ間が顔を見せてくれるのに、ほとんど毎日のように雨が降り、畑がぬかるんで仕方がありません。

でも、九州のことを考えると全然問題じゃないし、「愚痴を言ったらばちが当たるね!」と、かみさんと話しています。

その梅雨の合間を縫っての摘果作業。二回目がやっと終わりました。今年は、花の頃の雹と寒さの影響で、実に傷のついたものやサビ状になったものが多く、時間がかかりました。

これからは、収穫間近まで、じっくりと仕上げ摘果をしていきます。

予報を見ると、8月3日頃から晴れマークが出ているので、そろそろ梅雨も明けると思うのですが、今年のように涼しい梅雨を過ごしてきた体には、きつい夏になりそうです。

皆さん、夏バテ対策していますか?

私は、今年は、40度のお湯にゆっくりつかって発汗を促し、暑くなったときに順応できる体作りを心がけています。

それと、隣の大田原市にある岩上商店で売っている甘酒。(
http://iwakamishoten.jp/

実は、これにリンゴジュースを混ぜていただくと美味しいんです。

飲む点滴と言われている甘酒は、夏の飲み物。免疫力アップのリンゴジュースとの組み合わせもありです。
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食べチョクに出品するようになってから約ひと月。

注文もポツポツと入るようになり、商品の更新の仕方や発送の仕方も大分わかってきた。

ただ、自分で言うのもなんだけど、寂しがり屋の私は、なかなかコメントをいただけないのが少し寂しい。

そこで考えた。

コメントをいただけないなら、こちらから先に勝手にブログに書いて発信しようと…。

そこで、第一弾。

当園の「樹上完熟サンふじのリンゴジュース」の、美味しい飲み方のご紹介。

リンゴジュースは、品種によってかなり味が違います。基本は、糖度と酸度のバランス、加えて、その品種の持っている香りや、コク、深みのようなもの。

ですから、ジュースによって飲み方を変えるのはひとつの方法。

フジの場合は、どちらかというと甘系で、酸度も少ないので、酸味好きの方には少し物足りないように思われるかもしれません。

そこでお勧めなのが、リンゴオーレ。
冷やした牛乳と当園のジュースをハーフハーフで割ったもの。

いろいろなリンゴジュースで試してみましたが、酸味系の強いものや濃縮還元のものではいまいちなのですが、甘系のふじのジュースがぴったり。

牛乳嫌いのお子さんにも好評です。また、夏バテ防止に飲まれる方も。

栃木には、有名なレモン牛乳なるものがありますが、私はこれよりずっと美味しいと思っていて、密かに、矢板市のソウルドリンクにしようと画策しています。
梅雨が明けて、本格的な暑さが来たら、是非お試しください。

ところで、今年の梅雨は、ほとんど毎日雨模様の日が続き、畑はかなりグチャグチャ。空模様と相談しながら、なかなかはかどらない摘果作業が続いています。

そんな中、こんなもの見つけました。

「ぼく、癒やしのペンギンっす!」って感じ?
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